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ジャパゆきさん→
売れっ子作家の壮絶半生
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【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
1980年代に多くのフィリピン女性が
”ジャパユキさん”として日本に出稼ぎに来ていた時代を
覚えている方も多いだろう。
その頃、フィリピン女性ほど多くはないが
タイ人女性もまた日本に出稼ぎに来ていた。
今日ここで書くのはその”ジャパユキさん”の時代に
日本に来てヤクザの管理下でセックスワークをし、
命辛々タイに逃げ帰った女性の半生で、
タイでは彼女が書いた”自伝”が出版され、
6-7年ほど前に一大ブームとなっていた。
その彼女が自身の半生を自ら語る番組を見つけたので
ここでメモがてら書いておくことにした。
彼女の名前はタナダーさんと言い。
現在53歳になる。
●初めてのセックスワーク
タナダーさんが初めてセックスワークをしたのは
タイ国内のパタヤー。
タナダーさんは18歳で思わぬ妊娠をし、出産。
最初は皿洗い等の仕事をしていたが報酬の少なさから
パタヤーの酒場で働く事にした。
酒場にはガラス張りの部屋があり、
そこに何人もの女性が座っていて自分も座るように
言われ、その仕事が”お客に選ばれた女性は一緒に
お酒を飲む”だけたと思っていた。
しかし、それはお客と一緒にお酒を飲むだけでは
ない事を知った。
その初めての”お客”の時、出産したばかりの
タナダーさんは当然母乳が出る。
お客は”もういいから帰れ”と言って何もせず
4千バーツ(約16000円)を渡した。
●初めての海外出稼ぎ
タナダーさんはその時”こんなに簡単にお金が
稼げるんだわ”と嬉しくなり、セックスワークを
続けていたがパタヤーでエイズが蔓延。
怖くなって一時期はバンコクの実家に帰っていたのだが、
近所の人に”海外で働かないか?”と誘われ、
その人に借金をして旅費を捻出し香港に向かった。
仕事内容がセックスワークである事は承知の上だったし
まず旅費の借金を返すために”150人のお客”を
取れと言われていた。
香港に到着したタナダーさんは1日に7-8人の
お客をとったが雇用主からは”もっと客を取れ”と
命令される。
タナダーさんは最初の10日で”借金分”の150人
のお客をこなしたが、ここにいるともっと
客を増やせと言われるばかり。
香港で働いたのは20日ほど。
その後、出稼ぎのエージェントをしていた人に
誘われ日本に渡った。
●新宿のヤクザのパパと”エリー”という名
タナダーさんが働いたのは新宿のあるお店。
経営者はヤクザでタナダーさんたちは
ヤクザの事務所に住まわされ、
24時間監視されるようにして働かされる。
事務所のリーダー的なヤクザの男を”パパ”と
呼ぶように言われ、タナダーさんはパパから
”エリー”と名付けられた。
事務所のリーダー的な男には韓国人女性の妻がおり、
何人もの外国人女性が働かされていたが、
男は少しでも気に入らない事があると女性たちを
半殺しの目に遭わせ、タナダーさんも歯を
全部折られるほどの重傷を負って病院に担ぎ込まれた。
●パパの逮捕と横浜での結婚
新宿で強制的にセックスワークをさせられて
約1年になろうかという時、この”パパ”が殺人罪で
逮捕され、働いていた外国人女性はそれぞれの国の
大使館に送られた。
タナダーさんは”タイには帰りたくない”と思い
横浜で働き始める。
そこで知り合った自分の客の一人と結婚。
その男性は建設会社を経営していて、
結婚後はその仕事を手伝う事になった。
その結婚は4年続いたが、手伝わされる仕事の重さに
我慢が出来ず、実家への仕送り分を稼ぐため
夫に黙ってまた”セックスワーク”の仕事に舞い戻り、
”街角に立って客をつかまえた”。
その時に警察に逮捕されタイに強制送還される。
日本で結婚生活をしていた頃
●再び日本で夫と再会
強制送還されたタナダーさんはどうしてもまた
日本に戻りたくて”日本に行くのは初めてだ”と嘘をつき
出稼ぎエージェントに頼み日本行きを決めた。
今度の働く先は”スナック”と決まっていたが、
タナダーさんはそのスナックには向かわず逃げて
成田空港から電車で横浜に向かった。
目的は”夫”と会うためだ。
そのスナックでの仕事を取り仕切っていたのも
”ヤクザ”で横浜に逃げる道中も追って来ていたという。
結局、夫に再会したタナダーさんは夫との
夫婦生活に舞い戻った。
しかし2年が経過した頃からタナダーさんは
夫に隠れてまたセックスワークの仕事に戻る。
目的は”実家への仕送り”のためだった。
夫との生活には不自由しなかったが、
実家への仕送りのお金はもらえない。
そのために街角に立つしかなかった。
●再度ヤクザから半殺しにされる
街角に立つにもヤクザが場所を仕切っていて、
タナダーさんは客を装ったヤクザにホテルに連れ込まれ
暴行を受け、何らかの薬剤を注射された。
意識が朦朧とするタナダーさんを車に乗せたヤクザは
そのままタナダーさんを路上に捨てて走り去った。
その時、運よくパトカーが通ってタナダーさんは
一命を取り留めたが、回復するとタイに強制送還され
1年の入国禁止が付けられた。
●夫との永遠の別れ
入国禁止があと3-4日で明ける頃、
タナダーさんは日本行きのチケットも用意し夫に
”もうすぐ会える”と連絡し合っていた。
しかし旅の支度の買い物に行った先で車に乗せてくれた
男性にホテルに連れ込まれ、危機感を感じた
タナダーさんは相手の飲んでいるビールに持っていた
”ヒロポン”を混入した。
それは男性が眠ったすきに逃げ出そうという
魂胆からだった。
男性はトイレで倒れ眠り込んでしまったので
そのすきにタクシーに乗って逃げようとしたら
ホテルのボーイに呼び止められ、ボーイの呼んだ
警察官に囲まれ警察に連行された。
メインの話は4部に分かれている
ピンクの表紙のものが日本での経験談
●3年半の懲役と新たな恋愛
あと4日で再び日本で夫と会えるはずだったのに
タナダーさんは”薬を盛った上での窃盗容疑”で
収監され3年半の懲役刑となった。
刑期が明けて働き出した頃、メークローンで
衣料品の商売をする男性と知り合い7-8年付き合う。
しかしこの男性との恋愛も破局を迎えた。
タナダーさんは30歳になっていた。
●再び海外でのセックスワーク
新たな恋愛に敗れたタナダーさんは再び海外出稼ぎを
決心。今度の行き先はバーレーン。
バーレーンで働いたのは約3年。
3年目に警察に逮捕され”セックスワークは
バーレーンでは違法”だったと知った。
そしてまた強制送還。
強制送還とは言え、航空機運賃は自分持ち。
お金のなかったタナダーさんはこの時、
タイ人の友人に2万バーツを借りてタイに舞い戻った。
手にするのは優勝賞金の小切手の巨大版
●借金が産んだ自叙伝の大ヒット
タイに帰ってからは実家にいたのだが、
借りた2万バーツを友人が取り立てに来る。
普通に働いてもそう易々と返せる金額ではない。
そんな時、姉から”自叙伝のコンクールがあるから
応募してみれば?”と聞かされる。
”文章”を書くなんて学生時代以外にやった事がなく
全くノリ気がしなかったが、
優勝作品以外にも数々の賞が用意され、
その金額を見て”少しでも借金返済の足しになれば”と
渋々書いて応募した。
●優勝そして自叙伝の出版
タナダーさんの自叙伝のシリーズは全部で7冊あり、
そのうち1冊は英語版だ。
7冊もの本を出版しヒットさせて来たタナダーさんだが、
タナダーさんはキーボードが打てない。
本のタイトルも、各章のタイトルも最初はなく、
ただ手書きの原稿を120枚づつ担当者に送った。
このピンクの表紙は日本での体験談が書かれている
タイトルは”残虐のジャパン”
●現在”売春業”をしている人に伝えたい事
タナダーさんは自分の20年に亘る”セックスワーク”に
従事した人生を振り返りこう話した。
”私は20年以上体を売って生きて来ました。
けれど一度だって金持ちだった事はないし
有名にもなれなかった。
過去に売春をしていた事を責める人もいます。
けれど気にしないで。
体を売る仕事は辛いです。私は誰にも体を売る
仕事には就いて欲しくないんです。”
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