横浜や大阪の”カジノ計画”を知った時に

筆者の頭にすぐさま浮かんだのは”中国マフィア”の存在。

なぜなら中国からの資本を大々的に入れて
国のあちこちにカジノを建てたカンボジアには

中国マフィアの黒い資金が同時に入った。

これは2021年にカンボジアに連れ去られ
奴隷のように働かされていたタイ人が発見されたニュース

タイで頻発する”振り込め詐欺”も

大元は中国マフィアで、コロナ蔓延時に
失業したタイ人を雇ってカンボジアに密入国させ、

カンボジアのアジトからタイ国内のタイ人に
詐欺電話をかけさせる。

タイ国内でも近年”観光客誘致のために
タイ国内にもカジノを建てよう”と
主張する人が政界・財界にいるが、

タイの一般の人を見ていると
この”中国マフィアの黒い資金”が
タイ国内に入って来るのを警戒しているように見える。

トンロー駅で逮捕された男性

もちろん、こう言う闇の勢力は
一般人のお金を狙ってやって来るが、
彼らが最初に突き崩す標的は
政界や警察等で大きな決定権を持っている人物だ。

まず、彼らにお金を撒いて丸め込み、
自分たちに有利な政治を行わせ、
警察からの摘発を逃れられるように便宜を図ってもらう。

この人は肘から先がない

タイの都市部ではここ最近、
中国人の物乞いが増加傾向にあるらしい。

しかも、皆、手がなかったり、足がなかったりと
目に見える身体的障害を負い、人々の情けを誘う。

その中国人の物乞いが実は”個人の物乞い”ではなく、

組織に雇われた物乞いであることがわかって来た。

歩道橋の上で物乞い

先日BTSのアソーク駅で物乞いをしていた
両手の肘から先のない中国人男性が逮捕された。

彼の持ち物の中にパスポートはあるものの、

タイに入国した旨の記録はなかった。

現在身柄を確保された中国人の物乞いは全部で７人。

中には学生服を着た若い女性もいる。

そして不思議なのは市民からの通報を受けて
警察が逮捕に向かうと多くの場合は
”警察が逮捕に向かっている”のを
事前に知っているかのように姿を消すと言うことだ。

警察官も感づかれないように私服で逮捕に向かうが、

多くの場合、まるで事前に知っていたのように
姿を消すらしい。

歩道橋に立つ学生服の女性

この中国人の物乞い全員が身体に障害があったり、
病気だったりするため、警察では中国国内で
人身売買取引をされてタイ国内に密入国させられ
働かされていると見ているが、

逮捕された物乞い本人は”強制的されて
物乞いをしている”ことを認めていないと言う。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

（次のタイのニュース🟥三面記事↓2023/11/24)
【続報】発見!!中国人物乞い集団の酒盛り

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/11/20)
ラジオスターの悲劇/タイ日自殺報道の共通点

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🔷🟠タイのニュース・三面記事🔷🟠2023/06/15🔷🟠

先にお断りしておきますが、今日の記事には映像がない。

と言うか、元映像がバンコク首都警察捜査局(IDMB)の
Facebookの中にしかないから

とりあえずリンクを貼っておく。

何の映像かと言うと
”振り込め詐欺”の中国人の元締めの元で
かつて働いていた元タイ人人従業員のインタビュー。

そこで語られているのは

”中国マフィアがどのような考え方、
将来的ビジョンを持っているのか？”

そしてそれを持ってどのように社員教育をし、

従わない者にはどのような残酷な懲罰が
課されるのかと言う話だ。

タイではコロナ蔓延期間中に出た大勢の
失業者を狙うべく、SNSの掲示板ページに
よく投稿された”サイト管理者募集！”の求人広告。

しかし、その広告に応募してする仕事の内容は
サイト管理者などではなく、
振り込め詐欺の電話係だ。

そしてその殆どは騙されてカンボジアに密入国させられ、
半ば脅されるようにして働かされるらしい。

なぜカンボジアに連れて行かれるのかと言うと、

タイ国内で振り込め詐欺をすると
電話の発信元が割れてしまうからだ。

では、早速話の内容を要訳してみる。
（映像はこちら↓）

元振り込め詐欺　電話インタビュー１

電話インタビュー）

【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
元振込め詐欺）

タイはアジア各国で一番やりやすいんだよ

一番イージー

インタビュアー）

一番？どう言う事？

元振込め詐欺）

彼らは取り敢えずタイ人を騙して金を巻き上げてから、

その金を持って中国人を騙し、

その次は日本、インド、インドネシア、
それからフィリピンを狙う計画だ。

インタビュアー）

マレーシアは？

元振り込め詐欺）

マレーシアは今準備中だ。

インタビュアー）

それで一番やりやすいのは？

元振り込め詐欺）

タイだね。アジアでタイが一番やりやすい。

それに、僕らが騙し取るお金は自分の父母の
お金でもないし、知人を騙してるわけじゃない。

インタビュアー）

それって中国人の元締めに教えられた事だよね？

元振り込め詐欺）

そう。

インタビュアー）

他には？

元振り込め詐欺）

お金さえあればなんでも出来る。

警察が捜査に来てもお金を払えば見逃してくれる。

お金がなければ何も出来ない。

だから取り敢えずお金を稼ぐ。

だから（他人を騙す事を）恐れるな。

恐れるなら金がない事を恐れろ

対面インタビュー）
【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー

インタビュアー）

応募した時はどんな感じ？

元振り込め詐欺）

応募時にどれだけの期間をカンボジアで

働けばいいかもわからないし、

従業員は自己紹介するけど、
採用・経営側の名前は教えてもらえない。

取り敢えず、カンボジアに行って仕事を覚える。

経営側の要望に応じた仕事ができるかどうか。

もし命令に従わなければ採用時に脅された通りに
残酷な懲罰が待っています。

殴られたり、電気ショックを与えられたり、

監禁されて食事も与えないなど。

ある人は臓器を摘出されて売られたりしてます。

インタビュアー）

そんなのもあるんですか？

元振り込め詐欺）

ありとあらゆる残酷な懲罰があります。

全部本当の事です。

インタビュアー）

見たって事ですか？

元振り込め詐欺）

そうです

インタビュアー）

まだ詐欺のコールセンターで働いてる人に
何か言いたいことはありますか？

元振り込め詐欺）

チャンスがあったら逃げ出して欲しい。

どうしたら助けられるかわからないけど、

助けたい。アドバイスできる事があれば
アドバイスしたいです。

インタビュアー）

という事は彼らを助けても良いと思ってる？

元振り込め詐欺）

そうです

インタビュアー）

ちゃんと法に適応した職業で稼ぐ方がいいよね

元振り込め詐欺）

はい。

早く彼らにもタイに戻ってきて、

まだカンボジアで強制労働させられている人を
救うのを助けて欲しい。

このインタビューに答えてるのは
いずれも下っ端の職員であるが、
社員教育にもマフィア元締めの考え方、
将来のビジョンの片鱗が伺えると思う。

将来的には日本もターゲットにされる事に
なるだろうが、実は筆者は日本に今ある
”カジノ建設計画”について知った時、
真っ先に頭に浮かんだのがこの
”中国マフィア”の事だった。

なぜならカンボジア等に行かれた方は
ご存知だと思いますが、カンボジアにはカジノが
続々と建ったが、これらのほとんどが中国の
闇マネーだと言われているし、

多分、ターク県側から見たYataiの街並み

ターク県からミャンマー側に越えた所に
新たに建設されたYatai(Swe Koko)という街などは
マフィアの関係である事がはっきりし、
先月末、タイ政府はタイ側からこの地区への
送電を停止し、ミャンマー側が謝罪する事態となった。

中国マフィアが日本に入ってきたら？

いや、もうすでに入ってきているかもしれないなと

筆者は思う。

なぜなら、彼らが最初に大金を差し出して口説くのは
一般人レベルでなくて”政界・財界”あたりだから。

マフィアが日本に入って来てても、
それを見逃す事で利益を得ている連中は
必死に隠すだろうし、

はたまた大手広告代理店を使って
それをあたかも良い事であるかのように
”美化”して宣伝するかもしれない。

日本はかつて米国で脱税で有罪判決を受け、
服役中であった文鮮明を過去に入管法を無視してまで
入国させてしまっているのだから、

道はすでに敷かれたままになっているようなものだろう。

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（次のタイのニュース🟥三面記事↓2023/06/11)
メディア＋政権のズブズブ防止/新首相誕生までの距離

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/06/11)
子どもはダシ?増えるオーディション詐欺

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閉鎖命令5年!!バンコクのアノ特殊浴場

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ジャイアンステッカー!!タイはやっぱりワイロ天国?
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近年、タイに続々入ってきている
”中国マフィア”とその黒い資金。

彼らの多くは本国の中国でも
お尋ね者であるらしいのだが、

大金持ちであるがゆえに”巨額のワイロ”を武器に

イミグレーション職員の目を瞑らせて
ビザを発行させたりする。

お客は中国人観光客で接客係の女性も中国人も麻薬バプ

先週、バンコク都内ペチャブリー通りの
中国人観光客向けの”麻薬パブ”に強制捜査が
入り摘発された。

この店は表向きは”パブ”だが２Fは
カラオケバーとなっていて、

客のほとんどは中国人観光客。

応対をする接客係もほとんどが中国人だった。

経営しているのは”アチャーイ”と呼ばれる
中国人実業家なのだが、

この人物の真の顔は”マフィア”だと言う。

アチャーイ氏は主にカンボジアで事業を展開しているが、

その活動範囲をあちこちの国に広げつつあるらしい。

市場価格が10−20バーツほどのドリンクも
パブでは100−200バーツと値段もVIP価格になっている

そして中国国籍なのになぜかカンボジアの
パスポートを持っており、名前も”ワヌアトゥ”
と言うカンボジア人の名前になっている。

彼は観光ビザでタイに入り巨額の資金を投入して
ペチャブリー通りに”メーリー(英語名はKTV Diamond)
と言う特殊浴場を開店する。

今回強制捜査が入った麻薬パブは
KTV Diamondと同じ敷地内にある。

そして、KTV Diamondと同じ出入り口を
使っていると言う理由で

KTV Diamondの向こう５年間の風俗営業許可取り消し
と閉鎖命令が出たと言うわけらしい。

今回の閉鎖の顛末のカラクリを暴くチュイット氏
手に持っている提灯は中華系の
お店の玄関に吊るされるもの

KTV Diamond側は先月カラオケ・パブの営業許可を

申請したばかりだが、設備が十分でないため
営業許可がまだ出ていない状態で
”フライング営業”していた。

その矢先に強制捜査に入られたと言うわけだ。

この、腑に落ちない、何か不満の残る
強制捜査の理由について”タイの暴露の父”
チュイット氏はこう解説する。

チュイット氏とは元国会議員で警察・政界の闇を

暴く事をライフワークとしている実業家・活動家である。

またチュイット氏は以前、特殊浴場のチェーン店を
経営しており、風俗営業をする者はどのように、
どれだけのワイロを誰に献上しなければいけないかを
痛いほど知っているし、

”闇社会”の実態にも非常に明るい。

そのチュイット氏の説明によれば

経営者のアチャーイ氏は

地域を取り仕切る警察官・頭文字Yと言う人物に

長年”ワイロ”を献上して来たが、

アチャーイ氏がワイロ徴収に異論を唱えたため、

今回の強制捜査に入られたと言う。

”未許可のまま営業した”と言うのはただの口実で、

その実はワイロ献上を断ったか、額が足りなかったか、

と言うのが本当のところだろうと言うのである。

なぜか3日づけで異動

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（次のタイのニュース🟥三面記事↓2023/06/05)
医師になった女優涙の無念と公共医療の実態

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クッキリ!!モザイク抜けの踏倒し元国会議員

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中国人記者フェイクニュースで逮捕

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【続報12】疑惑の弁護士罪のなすり合い/毒殺妊婦

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この顔にピンッと来たら…!!

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外国人が知らない大麻自由化の現実

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(2023年05月14日)
保釈中に放送局に脅迫状!?中国闇マネー

(2023年03月17日)

タイ人が中国マネーを恐れているわけ

(2023年04月06日)

代理母ビジネスと中国マフィアの闇

【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
以前ここでお伝えした中国人実業家による

”代理母ビジネス”の容疑者ナワポーン(タイ語名)の事件。

容疑者のナワポーンは現在は中国国籍。
しかし、30年以上タイに住み、短期間だが
タイ人男性と結婚していた為、タイ国籍も持っていた。

1988年から約2年間、タイ人と結婚していた
1991年に別れてから、1992年になって
婚姻中に申請したタイ国籍が取れた

ナワポーンは代理母ビジネスを中心として、

最近、中国から闇ビジネスを
タイで展開しようとやって来る

中国マフィア関係者に”ビザ”取得の斡旋や

偽のタイ国民カード発行等のビジネスもやっていた。

ナワポーン容疑者が逮捕されたのは今年の4月。

取り調べで癇癪を起こして大暴れし、

その様子が全国放送され、一躍有名になったが、

現在は仮保釈中の身だ。

それから約１ヶ月ほど経った頃、

報道局PPTV宛に”ナワポーン事件を
これ以上深掘りするな。

我々はタイの政界の大物にコネがあるんだ”と

この事件に関してこれ以上つつくな
という脅迫状が届いた。

ナワポーンは仮釈放で裁判所からの呼び出しを
待っている状態で、このまま何もなく刑が確定
するのかと思いきや、

意外な登場人物がもう一人増えた。

それは中国メディアの有名記者”ジージー”。

ジージーさんは30年以上タイに住み、

中国メディアの特派員・現地レポーターを
担当しているらしい。

ジージーさんはナワポーン事件を担当する
ジョーク副長官がナワポーン容疑者を脅して
3300万バーツ(約1億3000万円)の

賄賂を受け取っていたと”フェイクニュース”を
流したとして一昨日警察に連行された。

驚いた事にジージーさんとジョーク副長官は
以前から知り合いで、一緒に写った写真などを
SNSに投稿していた事もあるという。

あの事件、この事件と毎日大忙しのジョーク氏

ジージーさんのこの記事はナワポーン容疑者の
語った事を元にして書かれているのだが、

ナワポーン容疑者本人は1400万バーツ支払ったと
話していると言う。

意外な広がりを見せる代理母ビジネス事件

ジージーさんの中国人の夫は別件で
今年2月に逮捕されている。

ジージーさんは三十年以上タイに住み、

タイ語が堪能なため警察の通訳としても活躍して来たが、

今回の逮捕を機に警察の通訳からは外された。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
（次のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/30)
クッキリ!!モザイク抜けの踏倒し元国会議員

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/27)
【続報12】疑惑の弁護士罪のなすり合い/毒殺妊婦

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/26)
この顔にピンッと来たら…!!

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/25)
外国人が知らない大麻自由化の現実

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/24)
【続報11】送った!来てない!泥沼の事情聴取/毒殺妊婦

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/23)
【続報10】親友弁護士に共犯の疑い?/毒殺妊婦

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/22)
爆走!!タイの変テコ日本風?の寺

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/20)
名門私立校前の大麻店 目当ては白人客

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/19)
【続報9】オンライン賭博一日100万B/毒殺妊婦

（前のタイのニュース🟥三面記事↓2023/05/17)
【続報8】罪押し付け死者に口無し/毒殺妊婦

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(2023年03月17日)

タイ人が中国マネーを恐れているわけ

(2023年04月06日)

代理母ビジネスと中国マフィアの闇

ここでも少々お伝えした事がある

”中国の闇マネーと代理母ビジネス”の関連のニュース。

ここではお伝えしなかったが、

今から約1ヶ月ほど前、タイ国籍を取得した

”ナワポーン”と言う中国女性が運営していた

代理母ビジネスやタイ国籍が欲しい中国人向けの
偽のタイ国民カード発行などの闇ビジネスが
警察に摘発された。

カメラを指差す取り調べ官

ナワポーン容疑者のこのビジネスは
もう始めてからかれこれ30年以上になる。

彼女は取り調べ中に怒り出し

椅子や机を叩き、床を転げ回って癇癪を起こした。

この様子は当時メディアで広く流布され、

それなりに人々の目に焼き付いた。

ナワポーン容疑者を始め、多くの中国人従業員たちも
タイ国籍を取得していたが、この事件をきっかけに
全て失った。

ナワポーン容疑者は今、仮保釈中で、
警察はこの”中国マネー狙いの闇ビジネス”について
調べをさらに進めているらしいが、

この”ナワポーン”事件について”
これ以上深掘りして報道するな”
と言う脅しの手紙がPPTVの
夕方のニュース番組宛に届いた。

ナワポーン容疑者は中国国籍の女性で

２人の連れ子(中国国籍)を連れて
1988年から1991年までタイ人男性と結婚していた。

タイ人男性と結婚していたのは三年だけ

タイ人夫と別れた次の年、
1992年にタイ国籍取得の許可がおりた。

ナワポーン容疑者が逮捕されたのは今年の４月８日。

中国国内やカンボジア国内での人身売買を
行った容疑で中国の警察からも追われる身だった。

PPTVに届いた手紙の中には

床に転がって暴れるナワポーン容疑者の写真と

”ナワポーン事件の追及・報道をこれ以上するな”

”もし私に権力者との太いパイプがなかったら、

床に転がって暴れたり警官を指さしたり出来ない。

ナワポーンはもう保釈されて外にいるから、
せいぜい身辺に気をつけなさい”

と言う脅し文句の他に

手紙には当然のことながら差出人の名前はない。

保釈中のナワポーン容疑者の名前を挙げているが、

ナワポーン本人からの手紙だと言う証拠もない。

一瞬見える右端の夫婦

ナワポーン容疑者が取り調べ中に癇癪を起こして
暴れた時に取り調べを担当していた担当官は
この手紙の件を知って次のようにインタビューに
答えている。

担当官インタビュー）

06:50-)【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー

身柄を拘束したのは４月８日。

取り調べの後、裁判所に送られました。

彼女は裁判所に対し”保釈”請求をし、

裁判所は許可しましたが、

その後”入国”に関する件で別の逮捕状を出しました。

彼女が権力者を知ってるとか知らないとか、

それは彼女が犯した罪とは別の話です。

たとえ彼女に権力者の知り合いが居ても

司法判断には何の影響もないでしょう。

また、この手紙の内容が脅迫に当たるか
どうかについてタイのメディアに露出の多い
”デーチャー弁護士”に聞いてみた所、

”100％脅迫です。もし本人が送り主だとしたら

保釈を取り下げてもらう事もできます”
と言う答えだった。

事件当時、これを報道したのはPPTVだけではないが、

筆者の印象を書くとPBSや8チャンネルなどの
大手は”ネットニュースなどで話が大きくなって
来てから扱う”広く浅くと言うスタンスで、

PPTVや中小の放送局や地方局、

ネットのニュース局は情報が早くて、

局によってはあるニュースを重点的に深掘りしている

所もあるから常にチェックが必要だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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懲役12,640年!!なぜ重い?タイの詐欺罪

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【続報4】闇ビジネスと絡む5角関係/毒殺妊婦

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🔷🟠タイのニュース・三面記事🔷🟠2023/04/06🔷🟠

2014年、光通信の御曹司がバンコクの代理母に
何人もの子どもを産ませていた事件を
覚えておられるだろうか。

これ以来、タイでは外国人からの依頼による
代理母出産を禁じてきたが、ここに来てまた
解禁の動きがあるようだ。

その事の裏にはこの所、
メディア等でも取り沙汰されている
”中国マフィアの黒い影”が
どうもチラついているように思えてならない。

（筆者は大麻解禁も中国からの闇の金の
流入ゆえだと怪しんでいる（笑）

今日ご紹介するのは
”タイのビザが欲しい中国人が

タイ人女性との間に子どもをもうける事で
”養育ビザ”を取得させる代理母ビジネス”のニュースだ。

先日ここで中国人事業主が
タイ国内でビジネスをするために

表向きはタイ人を雇ってオーナーの座に
据えている事が常態化していると紹介しましたが、

今日ご紹介するのはそのビジネス目的のために

タイ人との間に子どもを設ける中国人が増え、

それがビジネス化していると言う話だ。

摘発担当警官インタビュー１）

03:00-)【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー

我々のこれまでの調査でわかったのは

中国人の夫婦がタイ国内で、タイ人女性から
生まれた子どもを欲しがっている事です。

これは生まれた子どもが自動的に
タイ国籍を取得できるからです。

タイ人の子どもの父となれば、

タイ国内にいて養育のためのビザを取得できます。

これは生まれた日から子どもが20歳になるまで
権利が発生します。

例えば今回逮捕された50歳の中国人男性は
70歳まで養育ビザがあり、
その後はリタイアメントビザになるわけです。

また、その子どもは普通のタイ人と同じように
職業を持ち、土地や不動産の取得も可能です。

3月末、シーロムのある会社のオーナーが
タイ人女性を雇ってタイ人との間の子どもが欲しい
ビジネス目的の中国人に

紹介する”代理母ビジネス”を闇でしていたとして
摘発されました。

一階は会社だが２階以上の部屋には
沢山のダブルベッドと
何人かの中国人女性がいた

摘発が入ったこの建物の一階は会社で、

２階から上の階にはダブルベットが何台も置かれ、

何人かの中国人女性がいました。

これらの中国人女性の表向きの目的は
”タイ語学習”となっています。

警察はここが中国人への代理母斡旋の拠点に
なっているとして今回の摘発を行ったようですが、

タイ人の代理母は逃げてしまった後だったようだ。

摘発担当警官インタビュー２）

06:20-)【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー

警官）

本日我々が目撃した奇妙な光景は

建物内に数人の外国人が同居していた事が

どうも不自然である事です。

取材班）

雇用契約に関するデータはないのですか？

報酬はいくらとか？

警官）

今は余罪があるかどうか範囲を広げて調査しています。

雇われた代理母から雇い主まで、

どのように報酬を分けていたとか。

また、2020年に摘発されたチョンブリー県の
代理母斡旋グループで生まれた子どものDNAには
代理母であったタイ人女性のDNAは

全く含まれておらず、

このタイ人女性を雇った中国人夫婦が
ビジネス展開のためにタイ国籍を持つ
子どもの親となって養育ビザを取得する

目的である事がわかっています。

養育ビザを持つ親は
子どもを養育する義務があるため
タイ国内での就業にも許可が出やすい。

彼らはこれを利用してビジネスを展開します。

近年見られる中国からタイへの
資金流入には正規のものも、

闇のものもあり、

特に注意を払わなければならないのは”闇のもの”です。

特に振り込め詐欺やオンライン賭博等の
闇のビジネスを展開する目的で
タイ人女性を代理母として雇う斡旋ビジネスが
ちらほら見かけられるようになった今、

”中国からの闇の金”が流入し、
タイ国内で根を張らないよう
十分な注意が必要と言えるでしょう。

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