古都チェンマイでエクソシスト

タイ北部のチェンマイで経営してきた和食惣菜店がコロナで閉店。 その後、タイ語ー日本語の翻訳者となりました。 タイのメディアを騒がすニュースと地元臭いニュースに焦点を当てて要訳・解説してます🍊

カテゴリ: 心霊体験

タイ人は”幽霊の話”なんかを
するのも聞くのも大好きな人が多くて
映画もドラマも幽霊絡みのものはやたら多い👻


また、こう言った”有名な幽霊屋敷に潜入!!”
みたいな話題を普通のニュースで取り上げている🏠


今朝の話題は、現在タイで一番有名な霊能者モー・プラー

実はワタシはこの人にとても会ってみたいと思っている。


彼は報酬を受け取らない事で有名
(相談に来た人が寄付をする形式)


彼は昨夜2021年8月18日から今朝にかけて

ラヨーン県の河口にある🏞
”幽霊が出る”事で有名な築100年の空き家
泊まって検証を行っていた🎣


この家は河口のマングローブ林の中にあり、
道路はなく、家に行くにはを使わねばならない




(要訳)

泊まったのは8チャンネルのスタッフを含め総勢8人

モー・プラー自身は夜中に人の足音が聞こえたので
それをスマホで録画したが、撮れていたのは音のみだった。

(00:12-00:37くらいまで)

モー
      赤い枠の中がモー・プラーが撮影した画像と音


この他にテントに寝ていた8チャンネルのスタッフの一人が
テントの外をタイパンツを履いた男性が歩いているのを目撃。
しかし同行人の中にタイパンツを履いていた人はいない。


この家の家主は現在四代目🕯

以前、バンコクからの若者面白半分長期滞在に訪れたが、
やっぱり幽霊が出て怖いのですっ飛んで帰ってしまった⛹️‍♀️

現在の家主は全く幽霊の姿も音も見た事はないが、

彼の家族は家の裏のマカームの木の上
女性が立っているのを見たり、変な音を聞いたりしている。


舟
      舟でしか行けない家

調査に入ったモー・プラーは家自体よりも
このマカームの木の周辺に未浄化霊が沢山いると言い、
マカームの木の近くに行くと吐き気を催していた🎐

モー・プラーはこの未浄化霊を成仏させるには
この家の初代の持ち主の霊と話をして
要求を聞いてやるのが先決だと言っているが、
彼の滞在時には初代の持ち主の霊は現れなかった🐠

あと、不思議なのはこの家は長年放ったらかしなのに🧹
蜘蛛の巣もつかず🕷まるで誰かが掃除しているのかと思うほどキレイだという事だ⛅️

ーーーーーーーーーー
(タイの三面記事↓2021年8月16日)
卵が先か🐣事実が先か🐥歌になったニワトリ!?
ーーーーーーーーーー

御注意)シェアはご自由にどうぞ。

翻訳文の著作権は@MadokaraHirosi.comに帰属します。

引用される場合はoroshigane16masako@gmail.comまでご一報下さい。翻訳のご用命も承っております。


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#タイのニュース #タイの三面記事 #幽霊屋敷 #心霊スポット #タイの霊能者 #潜入ルポ #空き家 #舟でしか行けない #ラヨーン県 #หมอปลา #บ้านร้าง100ปี

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元カレの生き霊とバンテリン🔥その3
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(第一話はこちら↓)
元カレの生き霊とバンテリン🔥その1

(第二話はこちら↓)
元カレの生き霊とバンテリン🔥その2

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(第二話からの続き)



しかし何度思い返しても、


“「今の嫁はんとうまく行ってないんや、
相談に乗ってくれ」
夢の中で電話をかけて来て~

その次の日にホンマに電話かけてくる”
と言うのが偶然の一言片付けるには
キモチ悪すぎないか。



その上にあの
ズンズンとした腕の痛み。


信じたくはないけど
”生き霊”が飛んできたとしか思えない。


単細胞
     今後は ”単細胞”と言う言葉を褒め言葉と認定する。



それが本当かどうかは

確かめる方法もないが、


有り難かったのは、
この相手の男性の性格
とても明るく単純だった事だ。


彼は本当に単純な人間だったので、
一瞬は激怒して生き霊を送るような事になっても、
長続きしない


また、新たなお相手が見つかれば
そちらにフォーカスしてくれるので、
非常に扱い易い相手ではある。


しかしこれが、もし几帳面で陰湿なタイプなら
いつまでも何度も相手がこちらを思い出す度に
「生き霊」を送られる羽目になる。


こう言う相手はマジで難儀である。
想像するのもイヤだ。


こう言う人は「想念のストーカー」
でも呼んだほうが正しいかもしれない。


”生き霊”死霊より厄介だと
言っている霊能関係の方を何人か見た事があるが、
そうかもしれない。


相手がまだ生きているから
「成仏」してもらうと言うわけにも行かない。


単純な人で本当に良かった


と、思いきや、
この単純な元カレの話は
これで終わりじゃなかった。


それから数ヶ月過ぎたある日、

この男性がまた夢に出て来たのである。


そして今度は何かと思えば
お願いがあるとかそんなんじゃなく
単なる”報告” だった。


それも…。
「お前に電話番号ブロックされてるから
K太(友人の名前)の電話借りてかけたんや」


と言う内容。

「どうやってブロックされている相手に

電話をかけたか」
と言う方法の報告だった。


ただ単に明るく単純な人なだけかと思いきや、

さらに律儀な男であった。

でもまあ、とりあえず
「バンテリン」生き霊にも効くと言う事は
ワタシの身を持って証明された(笑。である。

単純万歳!バンテリン万歳!である。


(終了万歳!)



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#心霊現象 #生き霊 #車中泊 #バンテリン #元カレ #立ち寄り温泉 #正夢 #電話 #ブロック

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元カレの生き霊とバンテリン🔥その2
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(第一話はこちら↓)
元カレの生き霊とバンテリン🔥その1

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(第一話からの続き)


どちらにしても昨夜の夢は正夢だった事になる。


しかし、何とも有り難くない正夢だ。


と、考えながら運転していたら

信楽(しがらき)に入る手前で

ハンドルを握る腕が急に重くなり、

肩から手の先までがズンズンと痛み出した。


「痛い、痛い、腕痛い!何で?」


痛みに耐えながら何とか運転していたが、

痛みはだんだんひどくなる一方だ。


バンテリン
     手ガァーっ!手ガァーっ!手ガァーっ!


もう、肩から腕が抜けるんじゃないかと思うぐらい

ズーンと重く、そして痛くなって来る。


「あかん!運転できん!」


ワタシは車の運転を一旦あきらめる事にし、

車が止められそうなスペースを見つけて、

そろそろと車を路肩に寄せた。


そして、シートを倒して少し休む事にした。


こんなに腕が痛かったら運転も出来ない

そのぐらいズンズンと重く、痛かった。


「大丈夫?」と心配する娘。


「もー!何なんやろこれ?
何でこんなに痛いんや。

もう、腕が肩から抜けそうや」


しばらく横になっていたが、

治りそうな気配は全くない。


むしろズンズンひどくなる。


その時、不意に鞄に使いかけのバンテリン

入れてる事を思い出した。


”確か入れてたはず!”


重くて抜けそうな
後ろの座席から鞄を取り、

中を探る。


”あった!”


バンテリンは沢山使ってしまって残量が少なく

チューブははとんどぺったんこだった。


そのぺったんこのチューブをぎゅうぎゅう搾り、

残りの薬剤を搾り出す。


そして祈るような気持ちで
両腕に念入りに塗り込んだ。


バンテリンはかなり前に
腰を痛めた時に買ったもので、

残り少なかったが、
捨てるのはもったいないから、
まさかの時のために
今回の旅の鞄に入れていたものだ。


思い浮かぶのは昨夜の夢

そして例の男性の顔ばかりが目に浮かぶ。


しかし、明日からはまた仕事

どっちにしても今日中には帰らないといけない。


けど今は倒した座席に
横になって痛みに耐えるしかない。


しばらく横になっていると、

痛いだけだった腕が
だんだんホカホカして来た。


そしてその後そのホカホカしていたのが
ジンジンに変わって、
痛みが少しずつだがマシになって来た。


結局、
その夜はちょっと予定よりは遅くなったけど
ちゃんと運転して家に帰れたし、

次の日も通常通り仕事に行く事が出来た。


(その3に続く)


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#生き霊 #バンテリン #見えないもの #心霊体験 #正夢
#車中泊 #車中泊の旅 #立ち寄り温泉 #信楽町 #前彼

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元カレの生き霊とバンテリン🔥その1
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娘がまだ小学生ぐらいだった頃、
連休があるとよく勤めていた会社で軽自動車を借りて、
滋賀や岐阜など近隣の県の緑や温泉を求めて
車中泊の旅をした。


なぜ車中泊かというと、費用を安く上げるのもあるが、
ワタシは海外だろうが国内だろうが、
どこに行くにも一般的な観光地というのに興味がなく
その土地の人の普段の暮らしに触れたいからだ。




岐阜に行くならタイムリー!山の中にもポツンとあったりして、
いくつかの店舗では”釣用品” も販売していて、
車中泊旅のクーラーボックスの必需品 ”釣り人用のデカイ氷” が買えた。



岐阜方面によく行くのは
自然が多いのと、
立ち寄りの温泉あちこちにあったからだが、
岐阜弁のちょっとおっとりした響き
妙にポヨーンとした性格の人が
多いのが特に気に入っていた。

当時住んでいた大阪府東部の郊外都市から
岐阜に向かうのに有料自動車道市街地避けて

大阪府枚方市の山手の方から京田辺、
城陽市
を抜けて信楽(しがらき)、
そして関ヶ原を通るコースをよく選んで走っていた。


あれは2003-4年ぐらいの
ゴールデンウィークだったかと思う。


3泊4日で岐阜方面の立ち寄り温泉を
車中泊で巡った旅の
最終日
岐阜県内の山の中の道の駅で車を止めて寝ていた夜、
二年ほど前に別れた男性がいきなり夢に出て来て


「今の嫁ハンとうまいこと行けへんねん。
相談に乗ってくれ」


と言う
電話がかかって来たを見た。


”嫌な夢やなー”と思ったが、


その旅に出る少し前に家の近くの商店街

その男性が連れ合いと思われる女性
歩いてるのを見かけた事があった。


だからその夜はそんな夢を見たんやろうな
何となく思っていた。


そして、そんな夢を見た次の日の夕方
岐阜から大阪への帰り道


関ヶ原から彦根を抜けて信楽(しがらき)に近づいた頃、
ワタシの携帯鳴った


運転中だったので助手席にいる娘に
「ちょっと、出て」と頼んだ。


娘は多少邪魔くさそうにしながら
ワタシの鞄から
ゴソゴソと携帯を取り出し、
受信ボタンを押す。


「なあ、この電話
”W夫やけど、また一緒に飲みに行けるよなあ”
とか言ってんで、どうする?」


は?W夫?何でやのん?

何で電話かけて来れるの?


ワタシは慌てて娘に

「切って!切って!」と言って
その電話を速攻で切らせた。


そう!それは夢に出て来た男性で、
以前、何度もヨリを戻してくれと
しつこく電話をかけてくるのでブロックしてた
例の相手だった。


何でまた?

ブロックしているはずなのに…。


後から確認した着信履歴の電話番号

全く知らない番号だった。


(その2に続く)

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#車中泊 #車中泊の旅 #立ち寄り温泉

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亡き母とあの世のうどん屋🍜その2

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(前回の話はこちら↓)
亡き母とあの世のうどん屋その1

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そして母は自分が死んだ瞬間の話に続けて、

自分が死んだ同じ年同じ月の4月末に起きた
福知山線脱線事故の事を話し出した。



「上から見てたらなー、
まるでシルクロードの行列みたいに
人がいっぱい歩いて来ててな、
なんやろなと思って下見たら
えらい事なってたんや」


口髭



福知山線脱線事故の時のように、
一瞬にして大勢の方が亡くなる時
人が行列してあの世に向かって来るんだなと言う話が
非常に興味深かった


それを言ってから

母がもう何処かへ行こうとするので、


「ちょっと待ってよ。
ほらあそこにうどん屋あるから
(夢の中にあったあの世のうどん屋(笑))


あそこでうどんでも食べて
ちょっと話ししようよ。


いっぱい話したい事あるねん
T男(弟)の事とか、

相談乗って欲しいし」

とワタシは引き留めた。


せっかくひさしぶりに会えたんやから、
もう少し話がしたい。

亡き元夫の時もそうだったが、
ワタシは小さい頃から
あの世とこの世の仕組みとか
そう言う話に興味深々もっと聞きたいのだ。



しかし母は
「もうええ。やっと楽になれたのに。もう嫌や」
拒否した。



その顔は穏やかで、
心身ともにスッキリで肌はツヤツヤ
せっかく全ての重荷捨てたのに
何で
今更また重荷を背負わんといかんのか?と。


「それにな、これからもっと勉強せなあかんねん。」


母の背後にその勉強をするセンターのような建物が見えた。
センターの中には人が沢山いる感じがした。


勉強しているのは、
この世やあの世とか
この世界の仕組み
成り立ちの事のようだった。
つまりいわゆるスピリチュアルな知識



母は生前、全くの物質主義的な人間で、

死後の世界など信じてはいず
信心深い祖母からは

「怖いもの知らず」などと言われていた。



母がよくワタシに言っていた事は


「得に生きよよー。
人に可愛がられるようにな。

人からモノ貰たら喜んでな。
得に生きやなあかんで、損やで」


母の中では「損か得か」の軸が
「善悪」の軸になっていた。



ワタシが不思議な体験をした話をしても

「勘違いちゃうのん?寝ぼけてた?」
疑って聞いてもいなかった。


そんな母でも60歳を越えてと言うものが

近くなって来て怖くなったのか、

慌てて西国三十三ヶ所巡りなどやり出した。



そんな物質主義損得第一主義の母が死後、


スピリチュアルな事を勉強すると言う。


そして

「勉強に専念せなあかんから、
もうしばらくは会いには来れない」
と言い、
そこで目が覚めた。



起きた後、何らかのお知らせのある夢を見た時と同じく、
体は
ホッカホッカだった。


夢の中の母の体温、母の匂い

母の口元には剃り残しの口髭があった。


そのボーッとした心地よさにずっと浸っていたかったが、
時間の経過とともにそれは消えていった。


(終了)




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#死者の夢 #口ひげ #あの世の話 #死者からのメッセージ #福知山線脱線事故

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亡き母とあの世のうどん屋🍜その1
🍜🍝🍜🍝🍜🍝🍜🍝🍜🍝


もう亡くなった知人が
に出てくる時、


「亡き人がただ単に登場人物として出てくる場合」
     と
「特に何か伝えたい事があって来ている場合」

 の2つの場合がある。



ワタシなりにはどうやって見分けているかというと、

下の場合は亡き人が本人であるという
明らかな証拠のようなものを示していたりする。


例えば、亡き人と自分だけが知っている情報

二人が経験した事の思い出、その時の感情

匂い等、いろんな感覚を通して伝えてくる。



あと、もう一つは夢から醒めた後、
妙に体が暖かく
まるで温泉から上がった後のようにホコホコして、
疲れなどはいつも以上にスッキリしていたりする。


また、その人の体温匂いのようなものが
残っている場合もある。


座布団
      座布団に正座したまま空中移動をする。


ワタシの母は心臓発作による急死だった。


別に普段から心臓疾患を抱えているわけでもなかったのだが、
別居していた父が亡くなって
ほぼ半年が過ぎた2005年4月初旬、

朝ワタシが出勤し、電車に乗っている途中に
ワタシの自宅で心臓発作を起こし、
死んでしまったのだ。



側に居たのはで、
娘はワタシの携帯に連絡するが、
電車で移動中だったため電源を切っており、
パニックになり、どうしていいかわからなくなって
に電話をした。

そして弟の指示通り救急車を呼んだが、
ワタシが病院に着いて、医師から
「人工呼吸器を外すかどうか今決めてくれ」

と言われ、外すよう頼んだ。

ベッドに上に横たわった母の体を見た時に
「ああ、もうこれはただの骸(むくろ)だ。

ここにはもう居ないな」
と感じてしまったからだ。



母が
に出てきたのはその年の夏


出てきた瞬間に
これは単なる出演者として
出てきているではないと分かった。



母は朱色の着物を着て座布団の上に正座をし、

その座布団ごと宙に浮いて空飛ぶ絨毯のように
空中を移動していた。


そしてまた、ワタシの亡き夫が出てきた時と同じく、

死んだ時より数段若くて、肌がツルツル

心身ともにスッキリとしていて、


やはり口を動かさずに喋る



頭に直接言いたい事イメージを送ってくるのだ。



母は自分が死んだ時の事を語り、

自分が同じ時間に死んだ人間の中で一番若かった
ちょっと嬉しそうに笑って
自慢した


その瞬間に、同じ時間に死んだと思われる
白い長い髭の白人の老人を含む人達の
イメージが入って来る。


たぶんその白い長い髭の白人の老人が

一番母にとって印象深かったんだろう。

死んで肉体を失ってもまだ、
誰が一番若いとか、年取ってるとか、

そんな
俗っぽい事喜んで
わざわざ報告しに来るところが、
本当に母の「俗っぽさ」をよく表してしていて
可笑しかった。


(第二話はこちら↓)
亡き母とあの世のうどん屋 その2


#死者の夢 #奇妙な話 #福知山線脱線事故 #急死 #心臓発作



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👼隣のオバちゃんの臨死体験👼
🦋🐛🐞🦋🐛🐞🦋🐛🐞🦋🐛


これはワタシが見聞きした話である。


2010年頃に乳がんの手術で家の近所の
建て替えたばかりの病院に入院して大部屋にいる時、


斜め前のベッドのおばさんが
隣のベッドのおばさんに話していた事だ。


そのおばさん、
E子さんは見たところ60代後半から70代前半か。
年頃がうちの亡くなった母と近い。


0114
     ワタシの子供の頃は街に沢山いた、焼夷軍人。
     よく考えたら、彼らは年金をもらってるはずだが、
     息子が戦死した祖母は彼らを見るたび「気の毒な」と言って
     毎度、お金を入れていた。



この年頃の方々は戦争そのものは知らなくても、
戦後の物のない苦しい時代を知っていて、
その後の経済復興第一の時代を生きて来たため、
本を読んだりして見聞を広める暇もなく、
心の問題を軽視したり、
心の問題に関する知識自体がなかったりする傾向が強い。



物質中心主義で見えるものしか信じなかったり、
目に見えないものの話を頭から否定したり、
ばかにしたりする人が多いが、

自分自身が「死」に近づいてくる
やはり不安になるのか
慌ててお寺参りをやり出したりするのを
ワタシも見て来た。



このE子さんは胆石で入院したらしいのだが、
どう言うわけか手術後も激痛が収まらず、
あまりの痛さに意識を失ってしまったらしい。


その意識を失っている間に見た事を
隣のベッドのおばさんに話していたのを
同室だったワタシはカーテン越しに聞いた。



E子さんは痛さで意識を失った後、
枕元に
先に亡くなった兄と父が来て
立っているのを見たと言った。


「兄ちゃん!お父ちゃん!何でここにおるの!」


とE子さんは不思議に思ったが、


ふと、その二人の背景に目をやると
とても綺麗な花畑のような野原が広がっている。


それがたとえようもないぐらい眩くて美しくて
幸せな雰囲気
に包まれていたので、
E子さんは抗えない力に引っ張られるように
そちらの方向にぐーっと引き込まれた



とその時、お父様に強く引き止められた。


「E子!あかん!お前はまだや!
お前はまだ来たらあかんのや!」


「何でよ、お父ちゃん、
私ももうそっちへ行きたいわ。

もう楽になりたいのよ」


「あかん!お前はまだあかんのや!」


「いやや、お父ちゃん。
そっち、楽そうやん。そっちに行きたい。
もう痛いのは嫌やわ」


「あかん。E子、お前はまだあかん。
まだやらなあかん事があるんや。
まだ来たらあかんのや」



“やらなあかん事” と聞かされたE子さんは
お父さん達が立っている枕元と反対側の枕元
ふと見たらしい。



その反対側は真っ暗で、

真ん中にひまわりのイラストのようなものが
ボーッと浮かび上がって見えるだけ。



「ほら、お父ちゃん。こっちは真っ暗やで。
そっちは明るいしほんまに楽で幸せそうやん」


「あかん!E子!
お前はまだ来たらあかんのや」


と、E子さんはまた吸い込まれそうになる。


その時
「○○さん!○○さん!」
医師に苗字を呼ばれてE子さんは気がついた。



そして意識が戻ったばかりの
ぼやけた頭で周囲を見ると
見舞いに来た親戚一同が集合していて、
その中にひまわりのイラストが描かれた
タンクトップを着たお孫さん
が立っていた。



「やっぱりあるねんわ、死後の世界って。
あれがお花畑やってん」


聞かされているおばさんが何か突っ込まないかと
耳を済ませていたが、ふん、ふんと聞いているだけだった。



#臨死体験 #お花畑 #心霊体験 #隣のおばちゃん #まだ来たらあかん
#死後の世界 #吸い込まれる

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亡き夫の幽霊🎃その3
"馬鹿は死んでも治らない"は本当か

🎃👻🍉🎃👻🍉🎃👻🍉🎃👻🍉🎃👻🍉

早朝のまだ暗いうちに現れた元夫の幽霊のようなもの。

死後の元夫は外見もスッキリしていたのだが、

中身はそれ以上にスッキリしていた。



生前の元夫はずるかったり、
自分勝手だった所もあったのに、全てがスッキリして
ただの「とてもいい人」になっていた。


元夫の幽霊らしきものが消えた後、

エネルギーコードのようなものがまだ残っていて、

頭の中でしばらくの間は話す事ができた。


仏像3



そこで話したのは、

この現世には沢山の憎しみやらが溢れていて、

人々はストレスを溜めてその捌け口に他人を攻撃したり、そう言う事が多くて余計に住みにくい世の中にする事に
繋がってるから、


彼は霊界から、ワタシは現世から、
少しでも人々のストレスが減るよう、
暮らしやすい世の中になるよう
力を尽くして行こうと話し合った。



ここで知っておいて欲しいのは、生前の元夫なら、
こんな話には興味が全くなかっただろうという事。



生前の彼は車やお金
自分を大きく見せるためのモノにしか興味がなく
全くもって物質的な人間だった。

精神的な事や社会問題になんか
全く興味がないどころか馬鹿にしている感さえあった。


ところが死後の彼は見た目も中身もスッキリとして
とても素直な人間で、直感的にワタシは
「ああ、彼は元々こういう人だったんだな」と感じた。



人間としてこの世で生まれると、
親からも社会からも沢山の”この世的な概念”
を植え付けられる


「○○だったら△△△すべき。
それが常識ってものだ」


「■■が出来ないなんて、人間として失格。」


「○○なのに△△△だなんて格好悪い」
等々。


このような思い込みのいくつかは
自分でも気がつかないぐらい意識の奥底に潜んでおり、
鎖のような「掟」となって
他人を攻撃したり、罰したりする理由になる。


またそれは時として自分自身をも攻撃して
自分で自分をがんじがらめにしてしまう。


これらの思い込みは自分が属する集団、
例えば「日本に生まれ育った人」とか「○○家の人間」の
ような「集合的無意識」から来るものもある。


それが、死んで肉体を失うと(成仏すると?)
身を飾る必要もないし、
他人に
自分を大きく見せる必要もないので
それらの概念が外れてしまい
全くの裸の「魂」の状態になって
本来の自分に戻れるという事なのかもしれない。


そして人間って本来の自分の状態になると
こんなに真っ直ぐで素晴らしいんだなと感じた。


だから人は昔から困った人に対して
「バカは死ななきゃ治らない」
言って来たのだろうか。



「バカな事ばかりするバカ」は死後、
バカな事をせざるを得なくなるような
自分の
「思い込み」を捨てて
やっと「素」の自分に戻る。


これがスピリチュアルな意味でいうところの

「魂(スピリット)の状態で生きる」
という事なのだろう。

(終わり)

#心霊現象 #馬鹿は死んでも治らない #思い込み 


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亡き夫の幽霊🎃その2
"馬鹿は死んでも治らない"は本当か

🎃👻🍉🎃👻🍉🎃👻🍉🎃👻🍉🎃👻🍉


まだ暗い早朝、夫の幽霊のようなものが

足元のテレビの横に現れたのを見たワタシは

それが怖いとか驚くとかよりも、

聞きたいことが山盛りだった。



なぜかというと子供の頃から見えない世界死後の世界

この世のシステム成り立ちなどに
すごく興味があったからだ。


COVER-WEB-103
     何度も映画化されているタイの伝統的な妖怪 "クラスー"
     女性の頭の下に内臓がぶら下がっていて
     動物や人間の内臓が大好物とされている



「ねーねー、あっち
(死後の世界)って

やっぱり距離とか時間とかって関係ないん?

心で思ったらそこにすぐ行けるとかって
ホンマなん?」


「そうやで、こーんな感じや」


夫は体の前に突き出した手を横に

スライドさせながら説明する。


「ふーん、ほんなら思ったらどこでも行けるんやな」


「おお、連れて行ったんで、どこ行きたい?」


「うーん、そうやな…バンクーバー!」


「バンクーバー?!」


元夫はちょっとびっくりして


「行ったことあるんか?」


「ないよ。ないからどんなんか行ってみたいだけ」


「うーん。行ったことない所はなー…」


元夫は二人ともが行った事ない場所

イメージしづらいらしいので難しいのだ

みたいな事を言った。


「うーん。じゃ、バンコクでいいよ」



そう言った瞬間、ワタシと元夫は
バンコクの
マーブンクローンセンターの向かいの
雑居ビルの4-5階と思われるフロアに居た



元夫が夢うつつに現れたのはまだ暗い早朝なのに、

飛ばされた先のバンコクは夜になろうとしていた。


ビル内の店舗は全て店じまいをしており、

その雑居ビル自体ももう戸締りをする時間だからと、

守衛さんがワタシたちにもビルから出るように言ってきた。


エレベーターももう止められていたから、

ワタシと元夫は階段を降りた



ワタシは死後の世界の事について
聞いてみたい事が山のようにあって
元夫に次々に質問をする。


旅館の寝巻きのような浴衣を着た元夫は、
ワタシの次々と溢れ出てくるような質問に
「うん、うん」と相槌を打ちながら
ワタシより先に階段を降りて行く。


が、地上階に着く寸前にその夢のようなものは

ザーッと一気に薄れたようになり、

ワタシはこの世に引き戻された



聞きたい事も、教えて欲しい事も山盛りだったのに、

元夫は消えていなくなっていた



でもその1時間後くらいまでは、

元夫とワタシを繋いだエネルギーコード
ようなものがまだ残っているらしく、

頭の中でまだ元夫と話が出来た



元夫は生前と同じようにワタシを
「ねえさん」と呼び、(元夫は一つ年下)


自分の祖母である「オバさん(元夫は祖母をこう呼んでいた)」
と一緒に居ると言った。


元夫は子供の頃に産みの母を亡くしているのに、

その母と一緒に居ないで祖母と一緒に居るなんて彼らしいなと思った。


「今日はワエ(自分の事)、
オバさんとデートして来るで」


彼は生前、祖母の買い物に付き合って運転手をさせられる時
よくこんな風に言っていたからだ。

(その3に続く)


pajamas
      元夫が着ていた旅館の寝巻きのような浴衣(笑)


#心霊体験 #馬鹿は死んでも治らない #目に見えないもの#死者と会話 #幽霊


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亡き夫の幽霊🎃その1
"馬鹿は死んでも治らない"は本当か
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娘の父である私の元夫は一つ年下。


別れた時、娘は二歳。



その時すでに新しい妻となる人のお腹には子供があったが、

その後、三人の男の子が生まれ

夫はその三人の子と妻を残して30代で病死した。



この夫が亡くなって10年ほど経ってから、

ワタシは彼の幽霊のようなものを見た。



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     タイではターニーという種類のバナナの木には
      美しい女性の幽霊が棲んでいると信じられている



それはまだ暗い早朝で、

ワタシの眠りが浅くなってボーッとしている時に

夢かうつつか、

寝ている足元のテレビの横

元夫は浴衣を着て正座していた。



ワタシが彼の存在に気がつくと、

彼は手を前について上半身をかがめ

「すまんかった」とワタシに謝った。



彼が言ったのはそれだけだが、
何に対して謝っているのかとか言う事は、

その一言で全てが飲み込めた。


"幽霊" と聞くと人は条件反射のように
「怖い」と反応するが、


元夫の幽霊は身内のせいか、
全然怖くなかった


「久しぶりやーん。めっちゃ元気そうやな」

逆に嬉しいぐらいだった。

よく考えれば元夫は病死なのに、
"元気そうやな" と言う反応も変ではある。



別れた時の夫はまだ20代だったが、

それよりも若く、心身共にすっきりとして、

肌もツルツルだった。


「どうしたんよ。めちゃ若いやーん」とワタシ。


ただの”久しぶりの再会”である。



亡き母が夢うつつに現れた時もそうだったが、

亡くなった人は口を動かさずに喋る


喋ると言うより、テレパシーのような感じで

直接イメージのようなものを送ってくる



夫はとにかく申し訳なかったと伝え、
またイメージで自分は今あの世で

先に亡くなった自分の祖母と一緒に居ると教えてくれた。

亡き夫は子供の頃に自分の産みの母を亡くしており、
ワタシと結婚した時にいた "母" は後妻で、
彼の父の長年の愛人であった人だった。

彼はこの "母" と折り合いが悪く
代わりに祖母を母のように慕っていた。



別れた当時はワタシも自分勝手な夫にとても怒っていたけど、

久しぶりに見た元夫がえらく若返って

心身共にすっきりしていた事に驚いて、
過去の嫌な思い出などはすっかり吹っ飛んでしまっていた。

(その2に続く)

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      ターニーバナナの木に棲む幽霊を祀るために
      三色の布で巻いてある。


#心霊体験 #馬鹿は死んでも治らない #幽霊 
#見えないもの


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手だけの幽霊の話✋その2

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20年ほど前に親不知海岸で見た
男性のゴツゴツした大きな手だけの幽霊は、
その後
約6-7年の間、定期的に現れたが、

ワタシが見た手だけの幽霊はこれだけではない。


2
     断崖絶壁の親不知海岸
      急な斜面に張り付くような道路


2010年頃に乳がんの手術で入院し、

手術が終わって相部屋に運ばれ

麻酔から醒めて気がついた時それは現れた。


「○○さーん、お熱計りましょかー」


早朝、検温の時間、

ナースがワタシの苗字を呼んで起こしに来て、


ワタシが目を開けると
検温した体温を記録するファイルを持っている
ナースの白い細い手が頭の上ににあった。



「はい」と検温に応じようとして
上体を少し起こし、

頭元にいるはずのナースの方向を見ると
ナースは居なかった


「え?」


誰もいない、
ワタシが寝ているベッドの頭
壁にくっつけられて配置されていた。



そして、検温に来たナースは
ワタシの足元に立っていた。



ワタシが見たナースの手は
ワタシの頭元の方向から伸びて来ていた

横からではない。


前夜に手術して
まだ意識が戻らない間に病室まで運ばれたとしても、


通常、
病院の
ベッドの頭は壁にくっつけて配置
されているから、頭の方向に人が立つ事は出来ない。


それにしてもこんなに意識がはっきりしている時に

幽霊のようなものを見たりするのだろうか。


思えば親不知海岸で見て以来しばらく見続けた
大きなゴツゴツとした肉厚の手の幽霊と対照的で、

本当に白くてたおやかな美しい手だった。


ちなみに入院した病院は
建て替えが済んだばかりの新築だった。

#手だけの幽霊 #心霊体験 

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古都チェンマイでエクソシスト 本編25

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(前回の話↓)
古都チェンマイでエクソシスト 本編24

(最初からお読みになりたい方はこちら↓)

古都チェンマイでエクソシスト 本編1


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(だいたいのあらすじ)

2019年3月下旬の早朝、
「エンジェルナンバー」解説ページの管理者の
ヒーラーさんから
「黒魔術」のようなものをかけられて
錯乱状態に陥り、半裸で市場を徘徊した娘。


とにかく徘徊を止めたくて、
バンコクのスピリチュアルに詳しい友人から
紹介を受けた霊能者(ヒーラー?)のTさんの
遠隔施術により、徘徊は止まるが

今度は霊魂のようなものが
入れ替わり立ち替わり入る状態になる。


2019年5月、
一時は回復した娘がまたおかしくなって来たが、
手持ち
資金も少なく
施術を続ける事ができなくなった


そこに2020年が明け、コロナで7月に店を閉店。
従業員への補償等で一気に困窮状態に陥り、
娘と心中する事を考えるが、

心配して乗り込んで来た親友のEさんに目を覚まされ思いとどまる。


そして2021年3月、命からがら帰国。

ーーーーーーーーーー


2019年3月に娘が錯乱状態になって以来、
引越しを二度ほどしたが、
荷造りもやるのはワタシ一人。


タイ国内の引っ越しは
細かいものをゴミ袋やカゴに入れたものを
雇った乗り合い自動車に積んで運ぶだけなので
時間はかからないが
(タイは家具、家電付きの住居が多い)

今回は全て海外引っ越し会社
N社の段ボールに詰めなければならない。


釈迦頭



それも荷物の容積を極限まで減らして
引っ越し費用を最大限安くしなければ、
ワタシがタイドラマの翻訳で稼いだ金額では賄えない。


金銭的にギリギリで、
日本に帰国後の生活の立て直しも危ない


その時、娘の洋服を荷造り中に
思わぬものを見つけた。



子供の頃からのお年玉やら、
バイト代やらを貯めたお金を入れた箱だった。


「助かった!」


これを見た瞬間、ワタシはこう思ってしまった。


たとえ、親子であれ、これは盗みだ。


金額は30万円ほど。



それでも、帰国の費用が足りるか足りないか
ドキドキの状態での30万円は
涙が出るほど有り難かった


娘の精神状態が普通でないのをいい事に、

ワタシはそれを「黙って借りる」事にした。


“日本に帰って、生活を立て直し、また働いて返そう”
と一人で決めた。



それでも、罪の意識と言うのは消えず。

事ある毎に思い出しては、
一日中ボーッと立って表情のない娘の後ろ姿に
「ごめんなさい。ごめんなさい」と謝っている。


そして、帰国する日の2日前の夕方、

出かける支度をするにも2時間以上かかる娘を急かして、
やっとこさ病院にPCRを受けに行く。



あと、ドキドキなのは飛行機の出発時間に、

間に合うように娘を身支度させる事ができるか?

と言う不安だ。


3月18日
19:00のチェンマイ発バンコク行きに乗り、

バンコクの空港で一泊して
朝8時の関西空港行きに乗るのだが、
バンコクの空港で座って寝たりして待っている間、
娘がおねしょをするのではないかと言う不安がある。


かと言ってなんとか事前に防ごうと、

大人用おむつとか
パンツ型の吸収力の高いナプキン
つけさせようとしても大激怒で拒否されてしまう。



もう、ここは賭けるしかない


もし、おねしょされても
空港のベンチはプラスチックだから拭いたらOK。

それから娘を着替えさせて…。


でも、万が一、飛行機の座席でされたら…。


とにかく、
娘を飛行機の中で寝ないようにさせなければならない。

(続き↓26話)
古都チェンマイでエクソシスト 本編26

#霊障 #心霊体験 #帰国困難 #コロナで困窮 #海外で困窮
#大人のおねしょ #エクソシスト #統合失調症 #チェンマイ #大阪おかんの店 #お惣菜店


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手だけの幽霊の話✋その1
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世の中には一般の人が見えないものを見たり
聞いたり出来る能力を持っている人がたまにいるが、
ワタシはそうではない。



ワタシは聞こえない。見えない。
ただ、何となくわかる、感じると言うだけだ。


ดอกไม้ไฟ๔


いくつかの選択肢があった場合、
何となく「この選択肢は間違ってる」と言うのを
体で感じている。


それは一見、頭で理性を働かせて考えた場合、
理にもかなっていて正しいとされている選択肢

しかしそれを選ぶと後に
「ややこしい事になる」と言うような事がわかる。

そして、その感覚は誰が見ても
「こっちを選んだら、ややこしいし、
時間も手間もかかる」
と思われる
パッとしない選択肢を選ぶように指示してくるようだ。

選んではいけない方を選ぶと、
胸のあたりが苦しくなったり、
口の中が変な味になったり(石鹸や蝋燭を食べたような味?)
胃が気持ち悪くなる事もある。


そして、結局その一見ダメなように見える選択肢
正しかった事が後に明らかになっていく。

こう言う経験は定期的にある。



なので、自分には見たり聞いたりするような
能力がないと思っていたので、

初めて「見えないもの」見た時には
自分でも奇妙に感じたし、怖かった。



それは2002ー2003年ぐらいだったろうと思う。


長年勤めた印刷会社を辞め、
大阪市内で立ち飲み屋を経営していた時、
父と母が半年の間に亡くなった。

その後、経営も立ち行かなくなって
精神的にもやってゆけなくなり
閉店して失業中だった時、


友人に借りた軽自動車で引きこもりの娘を乗せて
大阪から北海道までの車中泊旅行をした。


高速道路は一切使わず地道のみ

フェリーは青函連絡船だけ。


渋滞を避けるため大都市圏を出来るだけ避けて走った。


大阪からの行きは米原ー岐阜を経由して日本海側へ抜け、

以前からとても気になっていた新潟県の親不知海岸
一泊する事にしたその夜の事。


近くの温泉で風呂に入り、
車の中で買って来たお惣菜で夕食を済ませ
車の中で寝ている時だった。


途中目が覚めるか、覚めないかウトウトしている時、

シートを倒して寝ている自分の足元の方に
誰かの手が運転席側窓ガラスの方から伸びて来ていた。


「??何でこんなところに手が?」


頭はまだボーッとしている。

しかし、なぜ?誰の手?



考える間もなくこれは変だと気づく。

その瞬間、めちゃめちゃ恐ろしくなり
「うわーっっっっ!!」と叫んで
自分の手でその手をかき消した。



娘がびっくりして起きる


「もー!何なんよー!」


「手があってん。ここに、手が出ててん!」


「誰のー?」


「知らん。知らんけど、ゴツゴツしてた、
男の人っぽい」


「はぁー??」



窓は全部閉まっている。

外から手なんか入れられない。


考えれば考えるほど怖くなって来た。



その旅から帰って来てから、
朝に起きようとしてウトウトしてる時に
大きな手が自分の目の前にあるのを何度も見た。



起きて目を開けても目の前が真っ暗なので
何か変だなと思うと、
それは大きな手がワタシの目を覆っていたりする。


時にはその手の暖かさを感じる時もある。


大きな男の人の手のような手。



この手を見る現象はしょっ中で、
週に1-2度は見ていた。

2012年にタイに行って
最初に住んだコンドミニアムに居た2年間も
定期的に現れた。


その後、2018年にお惣菜店を開店すべく
引っ越した市場内の店舗付き住宅。


つまり、2019年3月に娘が錯乱した
あの家に移って以降は、その手を全く見なくなった。

#心霊体験 #幽霊 #親不知海岸 #車中泊旅行


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