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警察司法の公正さを訴え脱獄逃走
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【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
窃盗と銃器所持で２１年３ヶ月の実刑判決を
受けていた３７歳の男性が収監されていた
逃走したのは10月22日。
この男性は”シア・ペーン”と皆から呼ばれていた。
シア＝は元々は中国語で、日本語で言うと
”旦那”とか”ご主人”とか言う意味で、
地元の名士などはこの”シア”をつけて呼ばれる事が多い。
彼が逃走したのは10月22日。
持病の加療のために訪れたナコンシータマラートの
マハラート病院で、待ち受けていた仲間と共に逃走した。
逃走を助けた仲間は全員逮捕されたものの、
ペーン容疑者当人は１ヶ月以上も逃走したまま。
ある時は”南部の山の洞窟に身を隠している”とか
”もう死んだ”とか”マレーシアに逃げた”とか言われて、
その度、警察がや探しするが未だ何の結果もでていない。
そんな逃走犯が24日、
”自分の受けた裁きは全く公正でない。
きちんとした公正な裁きが受けられるなら
自首する用意がある”と
自分の映像をSNSに投稿した。
投稿された当初は”果たして本人か？”
”事前に撮っておいたものを関係者が
投稿したのではないか？”と
疑うメディアも多かったが、
映像の中でペーン容疑者は自分の裁きの中で
全く公正な判断をしなかった検事や警察官の
実名を挙げて抗議をしている。
そして昨日、メディアがわの疑いを覆すように、
また新たなペーン容疑者の映像が投稿された。
ペーン容疑者は地元パッタルン県では
信用の厚い人物で、”いい人だ”と言う人も多い。
以前は議員にも立候補した事がある。
そのため今回の逃走に関しても
”逃れられて良かった”と言う人も少なくない。
タイの人が警察沙汰になって真っ先に心配するのは
”公正な裁きが受けられるかどうか”である。
警察や司法が”カネまみれ”で、
権力やカネで容易に事実が曲げられてしまう
社会では常に市民の側に”自衛”が必要とされる。
とりわけ”市民に寄り添わない警察”に
嫌気の差しているタイの市民なら
逃走犯が ”公正な裁きを！”と訴えていたら
”逃げろ！警察権力と戦え！”となるのは
仕方のない部分もある。
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