【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
ここの所、タイのメディアはなかなか決まらない

新首相、新政府の話題が常にトップにあるが、

その傍らで先週末あたりから物議を醸している
芸能界の諍いの話題がある。

チャさん(左)とタカテンさん(右)
先輩なのはタカテンさんの方

言い争っているのはセクシー系演歌トップシンガー２人。

タカテン・チョンラダーさんとチャ・ノンパニーさん。

事の発端はタカテンさんが自身のSNSで

チャさんとペアを組んで出演する事の多い
エムさんを揶揄した事に始まるらしい。

チャさんは3年前までレコード会社大手の
R-Siamに所属していたが、契約切れと共に
フリーになり、名前をチャ・アールサヤーム
(R-Siam所属の歌手は名前の後がアーツサヤームになる）
からチャ・ノンパニー・マハートタイに変えた。

ステージでもMVでもエムさんと一緒が多い

その時から以前から共演してきた
エム・ウィタワットさんとペアを組んで
ステージに立ってきた。

エムさんはLGBTQでチャさんとは
プライベートでも大親友。

フリーになってからはバックダンサーにも
LGBTQのメンバーを多く起用して来た。

タカテンさんの投稿。
要はチャさんのチームメンバーの
態度が気に入らない？

その事を演歌界では先輩格になるタカテンさんが
揶揄するような投稿をした事で２人の間で
舌戦が繰り広げられる事になった。

演歌のシンガーは単独でライブをすることも多いが、

何人かのシンガーを一堂に介してライブをする事も多い。

そういうライブでチャさんとタカテンさんは
一緒になる事も多く、出演の順番を巡っての
イザコザもあったらしい。

出演の順番入れ替えをチャさんに交渉した
ラムヤイさん。２人が順番を入れ替わったのを
タカテンさんに知らせなかった事もお怒りらしい

また、チャさんのバックダンサーがステージで
歌っているタカテンさんにわざとしかめっ面をしたとか、

先輩に対する態度がなっていないとか
タカテンさんは不満をSNSライブでぶちまけた。

ライブで反論するタカテンさん(左)
右はマネージャー

これに対しチャさんは”私が嫌いなら嫌いでいいわ。

私ももう先輩を敬うのはやめる。
顔を合わせてももうワイ(手を合わせて挨拶する事)
もしないわ”と返した。

チャさんの隣にいるのがエムさん

これに対しタカテンさんは
”元々挨拶なんてしないじゃない？”と返答。

そしてチャさんもすぐさま”挨拶したって
無視するからしないだけだ”と返した。

チャさんは約10年前に女性の性欲を
コミカルに歌い上げた曲 ”カン・フー”を自作して
YouTubeに投稿。

そこから火がつきR-Siamと契約してプロになった。

徒弟制度があったり上下関係が厳しい演歌界に

下積みも修行時代もなく横からスライドするように
入って来たチャさんに対する風当たりは強かった。

また率直な物言いやBitchなイメージを
強調したスタイルの楽曲やステージにも
古いタイプの演歌のシンガーからは
反発もあったのかもしれない。

チャさんは今年から大手レコード会社の
Grammyと契約している。

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