６日にノーンブアランプー県で
起こった銃乱射事件で事件後間もない
まだ血痕が残る犯行現場に立ち入って

ニュースをレポートしたとして

大非難を浴びたCNNの記者とカメラマンが

警察の取り調べを受け、

ビザを取り消された。

レポーターはMs. Anna Marguerite Coren
47歳で国籍はオーストラリア。

カメラマンは Mr. Daniel John Hodge
34歳 国籍はイギリス。

二人はウドンターニー県のホテルに宿泊している。

二人にかけられた容疑は

”公共施設への無断侵入” と
”証拠・痕跡が残る場所への侵入”だ。

また、この二人は観光ビザしか持っておらず、

観光ビザで入国してCNNの報道の仕事を
していたため、入国管理法上も違反で、
一人当たり5000バーツ(約2万円)の罰金を課せられる。

彼らが入国して来たのは去年の12月６日で、

今年の11月19日まで滞在資格がある。

警察担当官インタビュー）

02:20-)【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー

まず初めに、彼らのビザは観光ビザであった事。

これが入国管理法違反です。

観光ビザは労働のためのビザではありません。

この件に関しては法に従って一人当たり
5000バーツの罰金が課せられます。

この二人のビザついては既に取り消しをしました。

また、犯行現場への侵入の件について二人は

”現場の建物に入ったのは10時から11時の間で、

建物の門が開いていた。
他に誰もいなかったので入ったら、
係員らしき人がいたので英語で入ってもいいのか聞いた。
係員は口で答えずハンドサインで”入っていい”と
返って来たので入って撮影をした。
撮影が終わって出てくると立ち入り禁止の
テープが巻かれていたので、

テープを越えて出て来た”と話していると言う。

昨日までCNN側は”許可を取って入った”と主張し、

タイ側から再三、この二人がレポートした
”ニュース映像の削除”を求めたが応じなかった。

しかし、今日CNN側も公式に謝罪の声明文を出し、

この二人がレポートした銃乱射事件の映像を削除した。

しかし、ここで筆者が疑問に思うのはビザの件だ。

CNN側は彼らがCNNの記者なのか、
CNNから依頼を受けた外部の記者なのかは
言っていないが、

もし、CNNの社員ならCNNともあろうものが

観光ビザで社員を入国させ、働かせてた事になる。

そんな事があり得るのだろうか？

外部の記者だとしても、
彼らが入国したのは去年の12月。
10ヶ月以上観光ビザで働いて来た事になるが、

CNN側は知らなかったんだろうか？