この話はバンコクで起こったので、
葬儀社もあるし、葬儀がキャンセルになっても
生花や料理を他の葬儀に回せばいいけど、

ワタシがいたチェンマイの田舎なんかは
遺族の近所の人が協力して
寺の葬儀会場の設営をしたり、
料理を準備をしたりしていたので
こんな場合、キャンセルした生花や料理は
どうなるんやろうーと考えずにいられない（笑

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葬式キャンセル!!
蘇ったおばあちゃん
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【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
バンコクのバーンケーン地区で

ある葬儀の会場設営が終わった後、

亡くなった人が生き返り、

葬儀がキャンセルになりました。

葬儀社のスタッフが片付けをする様子）
00:15-)【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー
スタッフ）
死んでなかったんだって。
片付けましょう。
葬儀会場(寺にある)も借りて、
テントも張ったけど。
お客さん、まだ死なないってー

その日の様子をお伺いしました。

葬儀社の係員オーさんによると、

この葬儀は87歳になる女性のためのもので、

この女性は長年、癌で闘病生活を送って来ていて、

最終ステージに入り、医師は家族に
心の準備をするように言っていた。

そして、亡くなったので葬儀社に葬儀の準備を
進めてくれと娘さんから連絡があった。

しかし、葬儀の準備が終わってひと段落した頃、

病院にいる娘さんから

”ごめんなさい。まだ死んでなかったの”
ともう一度連絡が入った。

オーさんは”3年ほどこの仕事に就いていますが、

こんな事は初めてです”と語った。

オーさんインタビュー）

03:50-)【要訳】ーーーーーーーーーーーーーーー

私たちの葬儀社にとってもすごく変わった事件です。

喪主さんから葬儀の準備を進めるように言われて、

準備が終わってからキャンセルが入るなんて。

この葬儀の主は87歳の方で15年もの間、

癌の闘病生活を送ってこられたと聞いています。

ご家族は事業を営んでおられるので、

ご葬儀もそれなりに盛大なものです。

準備も終わって、喪主さんが写真も撮っておられました。

取材班）

以前にもこんな事はありましたか？

オーさん）

ありません。

（闘病生活が長く）前準備をしてて、

それが延期になった事はあっても。

でも今回は現場で葬儀会場の設営は
全て終わっていました。

こんなのは初めてです。

結局、この87歳の女性はこの日の2日後に亡くなったが、

会場となったこの寺は他の葬儀で使えず、

他の寺に会場を移して葬儀が行われたという。

また、このように葬儀が一旦キャンセルになった場合、

キャンセル料は取られるのか？

なぜなら、葬儀には沢山の生花を使い、

場合によっては食事の準備などもあるからだ。

これについてオーさんに伺ったところ

”キャンセル料はありません。
生花などは他の葬儀に回して使えますから”
と言う答えだった。

つまり、この葬儀社は規模が大きいので
1日に何件も葬儀を取り扱う為、

無駄になる心配はないとのことでした。