古都チェンマイでエクソシスト

タイ北部のチェンマイで経営してきた和食惣菜店がコロナで閉店。 その後、タイ語ー日本語の翻訳者となりました。 タイのメディアを騒がすニュースと地元臭いニュースに焦点を当てて要訳・解説してます🍊

カテゴリ: 見えないものを見た話

仏暦2545 (2001)年の結成以来ずっと一線で活躍してきて
もうすぐ20周年を迎える bodyslam”💪


経歴の長いアーティストはファンも共に歳をとる!👩‍🦯

ファンもアーティストも人間関係を含む周囲の変化
”人生の荒波” と呼ばれる時期を耐えて、通過し🐋
さらに輝きを増しながらそれぞれの”集大成”を作っていく♪


🚄⭐️✨✴️
🚄⭐️✨✴️🚄⭐️✨✴️🚄⭐️✨✴️🚄⭐️✨✴️
สงสุดท้าย/最後の耀き
บอดี้สแลม/bodyslam

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รอนแรมมาเนิ่นนาน เพียงหนึ่งใจ

กับทางที่โรยเอาไว้ด้วยขวากหนาม

鉄条網で囲まれた道を

心一つで放浪の旅を続け


ถูกแหลมคมทิ่มแทง จนมันแทบจะทนไม่ไหว

心が折れてしまうほど その鋭いトゲに傷付けられて


ชีวิต ถ้าไม่ยากเย็นขนาดนั้น สองมือจะมีเรี่ยวแรงขนาดไหน

人生がもしこれほど過酷でないなら

この両手にはどれほど力が溢れているだろう


แต่หัวใจของคน ยังยืนยันจะไม่ถอดใจ

まだ諦めないと僕の心が告げる


ในค่ำคืนที่ฟ้านั้นไม่มีดาว อยู่ตรงนี้

星もないその夜空の下 ここに居て


แต่ฉันยังคงก้าวไป

だけど僕はまだ前進する


ยังคงมีรักแท้ เป็นแสงนำไปในคืนที่หลงทาง

未だ真実の愛が

迷える夜道を照らし導く光なら


วัน เวลาไม่เคยจะหยุดเดิน

年月はその歩みを止めない

ว้าย

     ライヴ前にはその土地の土地神様に成功を祈る
     神仏を敬う事を重要視するタイ人のバンドらしい一コマ


อย่างไรเราคงต้องเดินไปกับมัน

どっちにしたって

僕たちは歩み続けなければならない


เก็บทุกความผิด พลั้งเป็นคำเตือนให้เราเข้าใจ

ว่าชีวิตเริ่มต้นที่คำว่าฝ่าฟัน

全ての誤ちを 人生は挑戦と言う言葉で始まると知る

戒めの言葉にして


ขอเพียงใจเรา เท่านั้นไม่หวั่นไหว

บทชีวิตของเรา เราจะทำให้มีความหมาย

ただ僕らの心が不安に震える事のないように

僕らの人生のストーリーが意味あるものになるように

デビュー

      こちらはデビュー間もない頃


ในค่ำคืนที่ฟ้านั้นไม่มีดาว อยู่ตรงนี้

星もないその夜空の下 ここに居て


แต่ฉันยังคงก้าวไป

だけど僕はまだ前進する


ยังคงมีรักแท้ เป็นแสงนำไปในคืนที่หลงทาง

未だ真実の愛が

迷える夜道を照らし導く光なら


และที่ๆ ความฝันนั้นพร้อมเป็นเพื่อนตาย

夢を道連れにして


เส้นทางนี้ ฉันยังมีจุดหมาย

この道の先にまだ目指すものがある


ตราบใดที่ปลายท้องฟ้ามีแสงรำไร

空の彼方にかすかな光があるのなら


จะไปจนถึงแสงสุดท้าย

最後の光に向かって歩こう

ว้าว๑

     ライヴの成功を祈るヴォーカルのトゥーン氏
     タイ語では目に見えない霊的な存在の事を
     ”自然を超えた存在”とよく表現する。つまり”人智を超えた存在”と言う意味。


ความเดียวดาย ในคืนเหน็บหนาว

寒い夜に一人ぼっち


แหงนมองฟ้ายังนึกถึงวันเก่า

空を仰ぎ見て過ぎ去りし日々に思いを馳せる


มันคงชินที่ทางยาวไกล กร่อนหัวใจ

長い道のりには慣れっこだが 心がすり減る


ภาวนา กับความมืดมิด ขอให้รักยังคุ้มครองเราอยู่

愛が僕らを護ってくれるよう暗闇と共に祈る

 

เตือนคืนวันให้ใจดวงนี้ ไม่ยอมแพ้

諦めることを知らないこの心に日々を返す


ในค่ำคืนที่ฟ้าท้าทายใจคน อยู่ตรงนี้

心に挑んだ夜も ここに居て


และฉันยังคงก้าวไป

だけど僕はまだ前進する


ยัง คงมีรักแท้ เป็นแสงนำไปในคืนที่หลงทาง

未だ真実の愛が

迷える夜道を照らし導く光となる


และที่ๆ ความฝันนั้นพร้อมเป็นเพื่อนตาย

夢を道連れにして


เส้นทางนี้ ฉันยังมีจุดหมาย

この道の先にまだ目指すものがある


2562

     こちらは去年のチャリティコンサート時
     皆それぞれ”ええ貫禄”出てきてます(笑


ตราบใดที่ปลายท้องฟ้ามีแสงรำไร

空の彼方にかすかな光があるのなら


จะไปจนถึงแสงสุดท้าย

最後の光に向かって歩こう

จนถึงแสงสุดท้าย

最後の光に向かって


ตราบใดที่ปลายท้องฟ้า

空の彼方にそれがある限り


ตราบ ใดที่ปลายท้องฟ้า

空の彼方にそれがある限り

ーーーーーーーーーー
(タイポップス ↓前の一曲)
🍉麗しのスイカ娘 in 東北タイ🍉

(タイポップス↓次の一曲)
💰金の切れ目がナントカの切れ目💰前編
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御注意)シェアはご自由にどうぞ。

翻訳文の著作権は@MadokaraHirosi.comに帰属します。

引用される場合はoroshigane16masako@gmail.comまでご一報下さい。翻訳のご用命も承っております。

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#タイポップス #タイのロック#土地神様 #成功の祈り #บอดี้สแลม #แสงสุดท้าย​ #bodyslam #見えないものを敬う心 #เจ้าที่​ #人智を超えた存在

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🚗黒いオーラと赤いファミリア🚘その2

🚗🎺🚗🎺🚗🎺🚗🎺

(前回のお話はこちら↓)
🚗黒いオーラと赤いファミリア🚘その1

ーーーーーーーーーー
(その1からの続き)

KTさんと同じ部署の同僚も
しばらく待って見たが
始業時間をかなり過ぎてもKTさんは来ない。


彼はその会社に来てまだ日が浅い為、
事務職員も不審に思って家に電話をするが
つながらない

コンパス



いきなり部下がいなくなって
KTさんの上司はあたふたしていた。



そしてその日の正午近くになって、
ガヤガヤと大勢の人が騒ぐ声
事務所の方角から聞こえ、
その声はワタシの隣の部署に向かって来た


そしてガラッとガラスの引き戸を開け、

ドヤドヤと大勢の人が入って来た。


警察だった。



KTさんの部署とワタシの部署は隣同士で、

一応、カーテンドアで仕切られていたが、

しょっ中、皆が行き来するので開けっ放しだった。



「ここにKTさんて人いてるでしょ」


「ええ。
でも今朝は出勤して来てないんですけど」


「○○駅の方でね、
電車に飛び込んだ人がおってね…」


??…。電車に飛び込む?



警察の話ではその日の朝、
電車への飛び込み自殺があり、
残された荷物からその飛び込んだ人物が
KTさんらしいと言う事が判明したらしかった。



その日の朝、KTさんは家からいつも通りに
自分の車を運転して出勤した。

だが、職場には着いていない



KTさんの乗った赤いファミリア
線路の脇に停められ、

そして彼は
通過する特急列車に飛び込んだらしい。



会社の中が騒然としている。


何が?何で?何でなの?


KTさんは入社して来て
まだ一ヶ月にもなっていなかったし、
そんなに口数の多い人でなかったから、

他の従業員とワイワイ話しているのを
見た事もなかった。


よく、ニュースのレポーターなどが

自殺をした人の周囲の人に


「何か変わった事はなかったですか?」


「悩んでいるような様子は?」


などと聞いているのをTV等で見かけるが、


一度、本気で自殺を考えたことのある身ならわかるはずだ。


”そんなもの、気軽に外に表せるぐらいなら
自殺なんかしてない”
のだ。


外には気づかれないよう、
わざと平気なふりをしたりする。


ワタシがその当時住んでいたのは
地方都市だったので、
KTさんの事件は
新聞の
地方版の端っこ小さく載った。



そこで知ったのはKTさんは何者かによって
金銭的な強請り
長年に亘って受けていたと言う事だった。


小さなその記事を眺めながら、
ワタシの頭の中には
KTさんが製図器セットをくれた時に言った、


「もう、使うこともないだろうし」

と言った言葉がただただぐるぐると回っていた。


(終わり)


ーーーーーーーーーー
(黒いオーラの話↓)
黒いオーラとビールの恨み🔥その1

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#オーラ #黒いオーラ #無断欠勤 #飛び込み自殺 #製図器セット

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🚗黒いオーラと赤いファミリア🚘その1
🚗🎺🚗🎺🚗🎺🚗🎺


以前も書いたが、

ワタシには ”オーラ” だとか ”精霊” だとか
いわゆる”目に見えないもの”を見る能力はない。


だが、何度か、何人か、
その人を見ると頭の中に ”黒い雲” のようなもが
思い浮かんで止まらなくなる事があった。



これはまだワタシが高校を卒業して
最初に就職した地元の印刷会社にいた頃の話、


時代で言うなら1980年代の後半の話。


その会社には当時30ー40人の従業員がいて、

ワタシはデザイン担当の部署だった。


T定規
      T定規の正しい使い方



その会社はそんなに人が辞めたり、入ったり

人の出入りの多い会社ではなく、
従業員の定着率もそこそこ高い方だったが、
当時、その会社は業務をじわじわ拡大しつつあったので、
定期的に新しい人が入社してくる機会があった。


とは言っても経験者募集する事が多かったせいか、
入社してくる人のほとんどは中途採用だった。


隣の部署に入社して来たKTさんは、

おそらくワタシが自分の頭の中に
”黒い雲” を見た最初の人物だと思う。



KTさんは細身で口数の多くない物静かな男性で、

ワタシより3歳年上。


同じ高校で同じ専門学科の出身だった。



その関係もあって
ワタシはKTさんの近くに行く機会があると
アレコレ話しかけたりしてたのだが、

KTさんはいつも軽く微笑みながら
”よく喋る後輩” であるワタシの相手を
してくれていたように思う。


でもその時のワタシの頭の中には
KTさんを見る度に”黒い雲” が思い浮かんでいたのだが、

それが何だったのかは今もわからない。


ある日、ワタシがKTさんの居る部署に行き、
いつものようにワタシはKTさんに話かけた。



あの頃のデザインの現場
今のようにコンピューターもなく全てが手作業で、
カッター物差し製図器などが必需品であった。


ワタシは仕事で高校時代に使っていた製図器セット
家から持って来て使っていたのだが、
そのうちの一つが壊れてしまって
難儀している事をKTさんに言った。


するとKTさんは


「家に僕の製図器セットがあるからあげるよ。

明日持って来てあげる」と言う。


「え!いいの?」


ワタシはこの壊れた製図器の新品
上司に買って欲しいと頼んだのだが
結構高い為、購入をシブられていた


「いいよ。もう、使うこともないだろうし」


KTさんはまたいつものように軽く微笑んだ。



次の日、KTさんは自分の製図器を
セットごと持って来てくれた。


「わー、ありがとう。助かるわー」


同じ高校で同じ学科をワタシより
3年前に卒業したKTさんの製図器セット
ワタシの持っているものと比べると
型番が少し古いだけで、
まだまだキレイで、

几帳面真面目なKTさんの性格を表すように、
小さな名前シール
一つ一つの製図器に丁寧に貼られていた。


まるで入学したての小学生のお道具箱を見るようだ。


小さな物一つ一つに貼られた小さな名前シール


名前シールを貼る事自体
”めんどくさい” 事以外の何でもないと、
シール自体をすぐ行方不明にさせてしまう、

大雑把なワタシとは大違いだった。



それから2-3日たったある日の
その真面目几帳面なKTさんが
いきなり何の連絡もなく出勤して来なくなった


(その2に続く)

✴︎ーーーー✴︎ーーーー✴︎ーーーー


(黒いオーラを持つ二人目の男の話↓)
黒いオーラとビールの恨み🔥その1


#オーラの話 #黒いオーラ #無断欠勤 #目に見えない物 #製図器 #

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🍜🍝🍜🍝🍜🍝🍜🍝🍜🍝
亡き母とあの世のうどん屋🍜その2

🍜🍝🍜🍝🍜🍝🍜🍝🍜🍝

(前回の話はこちら↓)
亡き母とあの世のうどん屋その1

ーーーーーーーーーー


そして母は自分が死んだ瞬間の話に続けて、

自分が死んだ同じ年同じ月の4月末に起きた
福知山線脱線事故の事を話し出した。



「上から見てたらなー、
まるでシルクロードの行列みたいに
人がいっぱい歩いて来ててな、
なんやろなと思って下見たら
えらい事なってたんや」


口髭



福知山線脱線事故の時のように、
一瞬にして大勢の方が亡くなる時
人が行列してあの世に向かって来るんだなと言う話が
非常に興味深かった


それを言ってから

母がもう何処かへ行こうとするので、


「ちょっと待ってよ。
ほらあそこにうどん屋あるから
(夢の中にあったあの世のうどん屋(笑))


あそこでうどんでも食べて
ちょっと話ししようよ。


いっぱい話したい事あるねん
T男(弟)の事とか、

相談乗って欲しいし」

とワタシは引き留めた。


せっかくひさしぶりに会えたんやから、
もう少し話がしたい。

亡き元夫の時もそうだったが、
ワタシは小さい頃から
あの世とこの世の仕組みとか
そう言う話に興味深々もっと聞きたいのだ。



しかし母は
「もうええ。やっと楽になれたのに。もう嫌や」
拒否した。



その顔は穏やかで、
心身ともにスッキリで肌はツヤツヤ
せっかく全ての重荷捨てたのに
何で
今更また重荷を背負わんといかんのか?と。


「それにな、これからもっと勉強せなあかんねん。」


母の背後にその勉強をするセンターのような建物が見えた。
センターの中には人が沢山いる感じがした。


勉強しているのは、
この世やあの世とか
この世界の仕組み
成り立ちの事のようだった。
つまりいわゆるスピリチュアルな知識



母は生前、全くの物質主義的な人間で、

死後の世界など信じてはいず
信心深い祖母からは

「怖いもの知らず」などと言われていた。



母がよくワタシに言っていた事は


「得に生きよよー。
人に可愛がられるようにな。

人からモノ貰たら喜んでな。
得に生きやなあかんで、損やで」


母の中では「損か得か」の軸が
「善悪」の軸になっていた。



ワタシが不思議な体験をした話をしても

「勘違いちゃうのん?寝ぼけてた?」
疑って聞いてもいなかった。


そんな母でも60歳を越えてと言うものが

近くなって来て怖くなったのか、

慌てて西国三十三ヶ所巡りなどやり出した。



そんな物質主義損得第一主義の母が死後、


スピリチュアルな事を勉強すると言う。


そして

「勉強に専念せなあかんから、
もうしばらくは会いには来れない」
と言い、
そこで目が覚めた。



起きた後、何らかのお知らせのある夢を見た時と同じく、
体は
ホッカホッカだった。


夢の中の母の体温、母の匂い

母の口元には剃り残しの口髭があった。


そのボーッとした心地よさにずっと浸っていたかったが、
時間の経過とともにそれは消えていった。


(終了)




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#死者の夢 #口ひげ #あの世の話 #死者からのメッセージ #福知山線脱線事故

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黒いオーラとビールの恨み🔥その3

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第一話はこちらから↓↓
黒いオーラとビールの恨み🔥その1

第二話↓↓
黒いオーラとビールの恨み🔥その2

ーーーーーーーーーー

飲食店、
特にお酒をメインにした飲食店で働いた事がある人なら、
毎日のように来ていたお客さんがある日を境に
パタッと来なくなり、姿も見かけなくなる
というような事象を見かけた事はあると思う。



この男性のグループもほとんど毎日のように来ていたので、
たぶん ”この類の事象” のようなものだろうと思っていた。


踏切


それから2年ほどが経ち、
店は事情があって閉店する。



その閉店から1-3年経って、
かつて一緒に働いたスタッフから
元店主が兼ねてから交際していた相手と結婚する事になった
ので結婚披露パーティーに来て欲しいと連絡があった。



場所はイベントも出来る大きなレストラン。


そして当日、
ワタシは会場で例のワタシを大嫌いな男性の会社で
ナンバー2として働いていた男性が来ているのを見た。


しかしワタシを大嫌いな男性本人や、
大勢いた他のスタッフは一切来ていなかった。


ワタシはそのナンバー2の男性の方を見たが、
彼は目を合わせようとしない。完全に無視だ。

店での態度と同じ態度



招待客は店の常連のお客さんやスタッフで、
皆、久しぶりに顔を合わせたので
ちょっとした同窓会状態


皆がそれぞれ
久しぶりに会えて嬉しい相手と
飲んで喋って楽しんでいる。


例のナンバー2の男性は
ワタシの方には近づこうともせず、
こちらが彼を見てもやはり目も合わせようとしない


パーティーも終わって帰ろうとした時、
そのナンバー2の男性がそうっと近寄って来て
手に持った何かをワタシに無表情スッと差し出した


ビデオだった。


そう、店の周年記念の時に撮影されて、
店のスタッフ全員に配られたのに、
ワタシにだけは配られなかったアレだ。


彼は何やら
「あなたも写っていたのでー」
みたいな事を言ったが、
言いたい事がよくわからなかった。


そして相変わらず目を見ない、合わせない



そして来客が解散してから、
かつて一緒に働いていた店の別のスタッフと話をしていて、
ワタシを嫌っていた男性の会社は
経営が立ち行かなくなって解散

結婚式の事を彼や会社のメンバーに知らせようとしたが
連絡がつかず、結局、あのナンバー2の男性にだけ
連絡がついたと言う事を聞いた。


あの”ワタシを大嫌いな男性”を見るたび、
頭の中に浮かんだあの黒い雲みたいなもの
正体は
何なのだかはわからないが、

このスタッフの話から、

その男性のグループが店に来なくなった時期と、
会社が解散した時期はほぼ前後する事がわかった。



ワタシもタイで経営していたお惣菜店が
コロナで立ち行かなくなった時に経済的に困窮し
ズタズタになった経験があるから、
経営が立ち行かなくなりつつある時の苦しみは
痛いほどわかる。


それがあんな形で黒い雲の形をして見えていたのだろうか?


それなら、
タイで困窮していた時のワタシは
真っ黒だったろう。



何年も前に撮影された店の周年記念のビデオは
家に持って帰ったが、娘が一度見て
「何よーこれー?」
ブーブー文句のようなものを言っただけで
ワタシは見ていない。


そしてそれはタイへの引っ越しの時に捨ててしまって

もうワタシの手元にはない。


(おわり)



#食い物の恨みは恐ろしい #黒いオーラ #わけもなく嫌いな人 #目に見えないもの #村八分


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黒いオーラとビールの恨み🔥その2

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第一話はこちらから↓↓
黒いオーラとビールの恨み🔥その1

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ワタシはこの男性が ワタシを嫌いな理由”と言うのが
何となく自分でわかっていた



それはワタシがこの男性の ”明るい笑顔”
「どこか嘘臭いなー」と感じていたからだろう。


利害関係の絡んだ ”セールスマンの微笑み”
のようなものとも違う、
裏に何か隠した笑顔、明るい笑い声。



“わざとらしい” ともまた違う。


มะกรูด


しかしこの違和感もまた、他のスタッフに話しても

「ええ?そう?明るくて楽しくていい人やん」

と言う反応しか帰ってこない。



“そりゃそうや、
アンタはいっつもビール奢ってもらってるからな”


とワタシは少し
ヒガミ気味だった。



この ”私の事が大嫌いな男性” については
もう一つ感じてる違和感があった。


ワタシには俗に言う
”見えないものを見たりする能力”はないのだが、
この男性を見るといつも頭の中に”黒い雲”のようなもの
が思い浮かんだ。


実際に見えるわけではないが、
まるで黒いインクを水に垂らした時のインクの広がりに
それは似ていた。



それからしばらくして店の周年記念のイベントがあり、
その時にその男性のグループのメンバーも沢山来てくれた。



彼の会社は映像制作関連の会社だったので、
彼のスタッフは撮影機材を持ち込んで
ビデオを撮影してくれていて、後日、編集して
店のスタッフ全員にそのビデオが配られたのだが、
これもまたワタシの分だけがなかった



人を嫌うにもここまで来ると
もうあからさまに”嫌がらせ”としか思えない。


それでもよく一緒に勤務した
他のスタッフのYに聞いても
「そうなん?もらってないの?何でかな?」
とか言う反応だ。


ワタシが言いたいのは別に
ビデオが欲しいとかそう言う話じゃない。


なぜワタシだけを何もない空気のように扱うのか?
と言う事だ。


それに実はこのスタッフのYの祖母は霊能力者で、
Y自身も色んな事に敏感で占いなんかも勉強していて
詳しかったのに、このYでさえも
ワタシがこの男性に感じる違和感
説明してもわかってもらえなかった。


ただ一様に
「いつも元気で明るくていい人やん」
と言うだけだ。


しかし、それからしばらくしてその男性の
”黒い雲のようなもの”はだんだんと大きくなって行き、
しまいには男性の姿自体が黒っぽく見え出した。



そしてそのグループの来る回数は減り
とうとう来なくなった


(その3に続く)



#黒いオーラ #タブルワーク #シングルマザー #ビールの恨み #嘘臭い #笑顔仮面 #テンション高い #大声 #村八分 #オーラの話

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黒いオーラとビールの恨み🔥その1
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実を言うとワタシは
声が大きい人苦手だ。


もしくは、それはテンションが高い人
言い換えた方が正しいかもしれないが。



タイに行く前のワタシの職業は
グラフィックデザイナーだったのだが、
娘を一人で育てるシングルマザーゆえ
この職業には付き物の「残業」があまり出来ず、
そのため仕方なく「パート」としてしか勤務できなかった。



専門職なので一般の販売などのパートよりは時給はいいが、
余裕のない状態だったので娘が小学校に上がってから
高校に入って不登校になるまで週に2-3回、

本業が終えた
夕方から深夜まで
立ち飲み屋のアルバイトをしていた。


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接客業に携わっていれば、
毎日のように初対面の人と会う機会がある。


その時に相手がやたら声を張り上げて話す人だったり、
妙に態度がでかい人だったりすると
話を聞くよりまず警戒してしまう。



なぜかと言うと、その人の中に
その大声を張り上げたり、
テンションを高めにする事によって
裏に隠したいものがあるのかとか、

話している事以外の別の意図があるように
感じる事があるからなのだが。



そのバイト先の立ち飲み屋に一時期、

毎日のように来ていた10人ぐらいのグループがいて、

その中にやたら明るい笑顔の、
テンションの高い男性が居り、

ワタシはその男性からどう言うわけか嫌われていた


聞けば男性はその会社を立ち上げた社長

スタッフ全員を連れて毎夜のように飲みに来ていたのだ。


こう言う大勢で来られるお客さんは
沢山飲み食いしてくれるので店側にとっては
有難いお客さんかもしれないが、


しかし、子供でも、おっさんでも、
人間は群れる
周囲の人に対する
配慮を欠きがちになる。



案の定、一人で来るお客さんは嫌がって来なくなった。



この男性は当時のワタシより15-20歳以上年上の
45-55歳くらいだったが、
ワタシを嫌うそのやり方は徹底していた。



まず、

1、話しかけない、目を合わせない

2、そのグループと店の他のスタッフが話で盛り上がっててもその輪の中に入れない

3、「○○ちゃんも飲もうよー」と隣にいる
他のスタッフにビールをおごっても、
絶対ワタシには言わない


と、まるでワタシが存在していないかのような状態で、

彼らのグループが来ると少人数で来ていたお客さんは

そそくさと帰ってしまい
ワタシは空気と化した



だがこれを一緒に働く他のスタッフは
気がついていないようで
「えー、何で?たまたまちゃうの?」
のような反応しか帰ってこなかった。



この男性はワタシが無条件に嫌いだったのだろう。


人間はたまに初対面で会った瞬間に

「この人とはダメだ」とか、
性格等が「合う」「合わない」とか
瞬間的にわかる時もあるが、

その逆で
「この人だ!ワタシが待っていたのはこの人だ!」
と何の根拠もないのにわかったり、

初対面なのにまるで
長年の知り合いのように
打ち解けてしまう場合もある。


こう言った経験は誰にでもあると思う。

(その2に続く↓↓)

黒いオーラとビールの恨み🔥その2

#黒いオーラ #タブルワーク #シングルマザー #ビールの恨み #嘘臭い #笑顔仮面 #テンション高い #大声


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👼隣のオバちゃんの臨死体験👼
🦋🐛🐞🦋🐛🐞🦋🐛🐞🦋🐛


これはワタシが見聞きした話である。


2010年頃に乳がんの手術で家の近所の
建て替えたばかりの病院に入院して大部屋にいる時、


斜め前のベッドのおばさんが
隣のベッドのおばさんに話していた事だ。


そのおばさん、
E子さんは見たところ60代後半から70代前半か。
年頃がうちの亡くなった母と近い。


0114
     ワタシの子供の頃は街に沢山いた、焼夷軍人。
     よく考えたら、彼らは年金をもらってるはずだが、
     息子が戦死した祖母は彼らを見るたび「気の毒な」と言って
     毎度、お金を入れていた。



この年頃の方々は戦争そのものは知らなくても、
戦後の物のない苦しい時代を知っていて、
その後の経済復興第一の時代を生きて来たため、
本を読んだりして見聞を広める暇もなく、
心の問題を軽視したり、
心の問題に関する知識自体がなかったりする傾向が強い。



物質中心主義で見えるものしか信じなかったり、
目に見えないものの話を頭から否定したり、
ばかにしたりする人が多いが、

自分自身が「死」に近づいてくる
やはり不安になるのか
慌ててお寺参りをやり出したりするのを
ワタシも見て来た。



このE子さんは胆石で入院したらしいのだが、
どう言うわけか手術後も激痛が収まらず、
あまりの痛さに意識を失ってしまったらしい。


その意識を失っている間に見た事を
隣のベッドのおばさんに話していたのを
同室だったワタシはカーテン越しに聞いた。



E子さんは痛さで意識を失った後、
枕元に
先に亡くなった兄と父が来て
立っているのを見たと言った。


「兄ちゃん!お父ちゃん!何でここにおるの!」


とE子さんは不思議に思ったが、


ふと、その二人の背景に目をやると
とても綺麗な花畑のような野原が広がっている。


それがたとえようもないぐらい眩くて美しくて
幸せな雰囲気
に包まれていたので、
E子さんは抗えない力に引っ張られるように
そちらの方向にぐーっと引き込まれた



とその時、お父様に強く引き止められた。


「E子!あかん!お前はまだや!
お前はまだ来たらあかんのや!」


「何でよ、お父ちゃん、
私ももうそっちへ行きたいわ。

もう楽になりたいのよ」


「あかん!お前はまだあかんのや!」


「いやや、お父ちゃん。
そっち、楽そうやん。そっちに行きたい。
もう痛いのは嫌やわ」


「あかん。E子、お前はまだあかん。
まだやらなあかん事があるんや。
まだ来たらあかんのや」



“やらなあかん事” と聞かされたE子さんは
お父さん達が立っている枕元と反対側の枕元
ふと見たらしい。



その反対側は真っ暗で、

真ん中にひまわりのイラストのようなものが
ボーッと浮かび上がって見えるだけ。



「ほら、お父ちゃん。こっちは真っ暗やで。
そっちは明るいしほんまに楽で幸せそうやん」


「あかん!E子!
お前はまだ来たらあかんのや」


と、E子さんはまた吸い込まれそうになる。


その時
「○○さん!○○さん!」
医師に苗字を呼ばれてE子さんは気がついた。



そして意識が戻ったばかりの
ぼやけた頭で周囲を見ると
見舞いに来た親戚一同が集合していて、
その中にひまわりのイラストが描かれた
タンクトップを着たお孫さん
が立っていた。



「やっぱりあるねんわ、死後の世界って。
あれがお花畑やってん」


聞かされているおばさんが何か突っ込まないかと
耳を済ませていたが、ふん、ふんと聞いているだけだった。



#臨死体験 #お花畑 #心霊体験 #隣のおばちゃん #まだ来たらあかん
#死後の世界 #吸い込まれる

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亡き夫の幽霊🎃その3
"馬鹿は死んでも治らない"は本当か

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早朝のまだ暗いうちに現れた元夫の幽霊のようなもの。

死後の元夫は外見もスッキリしていたのだが、

中身はそれ以上にスッキリしていた。



生前の元夫はずるかったり、
自分勝手だった所もあったのに、全てがスッキリして
ただの「とてもいい人」になっていた。


元夫の幽霊らしきものが消えた後、

エネルギーコードのようなものがまだ残っていて、

頭の中でしばらくの間は話す事ができた。


仏像3



そこで話したのは、

この現世には沢山の憎しみやらが溢れていて、

人々はストレスを溜めてその捌け口に他人を攻撃したり、そう言う事が多くて余計に住みにくい世の中にする事に
繋がってるから、


彼は霊界から、ワタシは現世から、
少しでも人々のストレスが減るよう、
暮らしやすい世の中になるよう
力を尽くして行こうと話し合った。



ここで知っておいて欲しいのは、生前の元夫なら、
こんな話には興味が全くなかっただろうという事。



生前の彼は車やお金
自分を大きく見せるためのモノにしか興味がなく
全くもって物質的な人間だった。

精神的な事や社会問題になんか
全く興味がないどころか馬鹿にしている感さえあった。


ところが死後の彼は見た目も中身もスッキリとして
とても素直な人間で、直感的にワタシは
「ああ、彼は元々こういう人だったんだな」と感じた。



人間としてこの世で生まれると、
親からも社会からも沢山の”この世的な概念”
を植え付けられる


「○○だったら△△△すべき。
それが常識ってものだ」


「■■が出来ないなんて、人間として失格。」


「○○なのに△△△だなんて格好悪い」
等々。


このような思い込みのいくつかは
自分でも気がつかないぐらい意識の奥底に潜んでおり、
鎖のような「掟」となって
他人を攻撃したり、罰したりする理由になる。


またそれは時として自分自身をも攻撃して
自分で自分をがんじがらめにしてしまう。


これらの思い込みは自分が属する集団、
例えば「日本に生まれ育った人」とか「○○家の人間」の
ような「集合的無意識」から来るものもある。


それが、死んで肉体を失うと(成仏すると?)
身を飾る必要もないし、
他人に
自分を大きく見せる必要もないので
それらの概念が外れてしまい
全くの裸の「魂」の状態になって
本来の自分に戻れるという事なのかもしれない。


そして人間って本来の自分の状態になると
こんなに真っ直ぐで素晴らしいんだなと感じた。


だから人は昔から困った人に対して
「バカは死ななきゃ治らない」
言って来たのだろうか。



「バカな事ばかりするバカ」は死後、
バカな事をせざるを得なくなるような
自分の
「思い込み」を捨てて
やっと「素」の自分に戻る。


これがスピリチュアルな意味でいうところの

「魂(スピリット)の状態で生きる」
という事なのだろう。

(終わり)

#心霊現象 #馬鹿は死んでも治らない #思い込み 


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亡き夫の幽霊🎃その2
"馬鹿は死んでも治らない"は本当か

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まだ暗い早朝、夫の幽霊のようなものが

足元のテレビの横に現れたのを見たワタシは

それが怖いとか驚くとかよりも、

聞きたいことが山盛りだった。



なぜかというと子供の頃から見えない世界死後の世界

この世のシステム成り立ちなどに
すごく興味があったからだ。


COVER-WEB-103
     何度も映画化されているタイの伝統的な妖怪 "クラスー"
     女性の頭の下に内臓がぶら下がっていて
     動物や人間の内臓が大好物とされている



「ねーねー、あっち
(死後の世界)って

やっぱり距離とか時間とかって関係ないん?

心で思ったらそこにすぐ行けるとかって
ホンマなん?」


「そうやで、こーんな感じや」


夫は体の前に突き出した手を横に

スライドさせながら説明する。


「ふーん、ほんなら思ったらどこでも行けるんやな」


「おお、連れて行ったんで、どこ行きたい?」


「うーん、そうやな…バンクーバー!」


「バンクーバー?!」


元夫はちょっとびっくりして


「行ったことあるんか?」


「ないよ。ないからどんなんか行ってみたいだけ」


「うーん。行ったことない所はなー…」


元夫は二人ともが行った事ない場所

イメージしづらいらしいので難しいのだ

みたいな事を言った。


「うーん。じゃ、バンコクでいいよ」



そう言った瞬間、ワタシと元夫は
バンコクの
マーブンクローンセンターの向かいの
雑居ビルの4-5階と思われるフロアに居た



元夫が夢うつつに現れたのはまだ暗い早朝なのに、

飛ばされた先のバンコクは夜になろうとしていた。


ビル内の店舗は全て店じまいをしており、

その雑居ビル自体ももう戸締りをする時間だからと、

守衛さんがワタシたちにもビルから出るように言ってきた。


エレベーターももう止められていたから、

ワタシと元夫は階段を降りた



ワタシは死後の世界の事について
聞いてみたい事が山のようにあって
元夫に次々に質問をする。


旅館の寝巻きのような浴衣を着た元夫は、
ワタシの次々と溢れ出てくるような質問に
「うん、うん」と相槌を打ちながら
ワタシより先に階段を降りて行く。


が、地上階に着く寸前にその夢のようなものは

ザーッと一気に薄れたようになり、

ワタシはこの世に引き戻された



聞きたい事も、教えて欲しい事も山盛りだったのに、

元夫は消えていなくなっていた



でもその1時間後くらいまでは、

元夫とワタシを繋いだエネルギーコード
ようなものがまだ残っているらしく、

頭の中でまだ元夫と話が出来た



元夫は生前と同じようにワタシを
「ねえさん」と呼び、(元夫は一つ年下)


自分の祖母である「オバさん(元夫は祖母をこう呼んでいた)」
と一緒に居ると言った。


元夫は子供の頃に産みの母を亡くしているのに、

その母と一緒に居ないで祖母と一緒に居るなんて彼らしいなと思った。


「今日はワエ(自分の事)、
オバさんとデートして来るで」


彼は生前、祖母の買い物に付き合って運転手をさせられる時
よくこんな風に言っていたからだ。

(その3に続く)


pajamas
      元夫が着ていた旅館の寝巻きのような浴衣(笑)


#心霊体験 #馬鹿は死んでも治らない #目に見えないもの#死者と会話 #幽霊


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亡き夫の幽霊🎃その1
"馬鹿は死んでも治らない"は本当か
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娘の父である私の元夫は一つ年下。


別れた時、娘は二歳。



その時すでに新しい妻となる人のお腹には子供があったが、

その後、三人の男の子が生まれ

夫はその三人の子と妻を残して30代で病死した。



この夫が亡くなって10年ほど経ってから、

ワタシは彼の幽霊のようなものを見た。



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     タイではターニーという種類のバナナの木には
      美しい女性の幽霊が棲んでいると信じられている



それはまだ暗い早朝で、

ワタシの眠りが浅くなってボーッとしている時に

夢かうつつか、

寝ている足元のテレビの横

元夫は浴衣を着て正座していた。



ワタシが彼の存在に気がつくと、

彼は手を前について上半身をかがめ

「すまんかった」とワタシに謝った。



彼が言ったのはそれだけだが、
何に対して謝っているのかとか言う事は、

その一言で全てが飲み込めた。


"幽霊" と聞くと人は条件反射のように
「怖い」と反応するが、


元夫の幽霊は身内のせいか、
全然怖くなかった


「久しぶりやーん。めっちゃ元気そうやな」

逆に嬉しいぐらいだった。

よく考えれば元夫は病死なのに、
"元気そうやな" と言う反応も変ではある。



別れた時の夫はまだ20代だったが、

それよりも若く、心身共にすっきりとして、

肌もツルツルだった。


「どうしたんよ。めちゃ若いやーん」とワタシ。


ただの”久しぶりの再会”である。



亡き母が夢うつつに現れた時もそうだったが、

亡くなった人は口を動かさずに喋る


喋ると言うより、テレパシーのような感じで

直接イメージのようなものを送ってくる



夫はとにかく申し訳なかったと伝え、
またイメージで自分は今あの世で

先に亡くなった自分の祖母と一緒に居ると教えてくれた。

亡き夫は子供の頃に自分の産みの母を亡くしており、
ワタシと結婚した時にいた "母" は後妻で、
彼の父の長年の愛人であった人だった。

彼はこの "母" と折り合いが悪く
代わりに祖母を母のように慕っていた。



別れた当時はワタシも自分勝手な夫にとても怒っていたけど、

久しぶりに見た元夫がえらく若返って

心身共にすっきりしていた事に驚いて、
過去の嫌な思い出などはすっかり吹っ飛んでしまっていた。

(その2に続く)

maxresdefault
      ターニーバナナの木に棲む幽霊を祀るために
      三色の布で巻いてある。


#心霊体験 #馬鹿は死んでも治らない #幽霊 
#見えないもの


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手だけの幽霊の話✋その1
✋🟢✌️🟣✊🔴✋🟢✌️🟣✊🔴✋🟢✌️🟣✊🔴✋🟢

世の中には一般の人が見えないものを見たり
聞いたり出来る能力を持っている人がたまにいるが、
ワタシはそうではない。



ワタシは聞こえない。見えない。
ただ、何となくわかる、感じると言うだけだ。


ดอกไม้ไฟ๔


いくつかの選択肢があった場合、
何となく「この選択肢は間違ってる」と言うのを
体で感じている。


それは一見、頭で理性を働かせて考えた場合、
理にもかなっていて正しいとされている選択肢

しかしそれを選ぶと後に
「ややこしい事になる」と言うような事がわかる。

そして、その感覚は誰が見ても
「こっちを選んだら、ややこしいし、
時間も手間もかかる」
と思われる
パッとしない選択肢を選ぶように指示してくるようだ。

選んではいけない方を選ぶと、
胸のあたりが苦しくなったり、
口の中が変な味になったり(石鹸や蝋燭を食べたような味?)
胃が気持ち悪くなる事もある。


そして、結局その一見ダメなように見える選択肢
正しかった事が後に明らかになっていく。

こう言う経験は定期的にある。



なので、自分には見たり聞いたりするような
能力がないと思っていたので、

初めて「見えないもの」見た時には
自分でも奇妙に感じたし、怖かった。



それは2002ー2003年ぐらいだったろうと思う。


長年勤めた印刷会社を辞め、
大阪市内で立ち飲み屋を経営していた時、
父と母が半年の間に亡くなった。

その後、経営も立ち行かなくなって
精神的にもやってゆけなくなり
閉店して失業中だった時、


友人に借りた軽自動車で引きこもりの娘を乗せて
大阪から北海道までの車中泊旅行をした。


高速道路は一切使わず地道のみ

フェリーは青函連絡船だけ。


渋滞を避けるため大都市圏を出来るだけ避けて走った。


大阪からの行きは米原ー岐阜を経由して日本海側へ抜け、

以前からとても気になっていた新潟県の親不知海岸
一泊する事にしたその夜の事。


近くの温泉で風呂に入り、
車の中で買って来たお惣菜で夕食を済ませ
車の中で寝ている時だった。


途中目が覚めるか、覚めないかウトウトしている時、

シートを倒して寝ている自分の足元の方に
誰かの手が運転席側窓ガラスの方から伸びて来ていた。


「??何でこんなところに手が?」


頭はまだボーッとしている。

しかし、なぜ?誰の手?



考える間もなくこれは変だと気づく。

その瞬間、めちゃめちゃ恐ろしくなり
「うわーっっっっ!!」と叫んで
自分の手でその手をかき消した。



娘がびっくりして起きる


「もー!何なんよー!」


「手があってん。ここに、手が出ててん!」


「誰のー?」


「知らん。知らんけど、ゴツゴツしてた、
男の人っぽい」


「はぁー??」



窓は全部閉まっている。

外から手なんか入れられない。


考えれば考えるほど怖くなって来た。



その旅から帰って来てから、
朝に起きようとしてウトウトしてる時に
大きな手が自分の目の前にあるのを何度も見た。



起きて目を開けても目の前が真っ暗なので
何か変だなと思うと、
それは大きな手がワタシの目を覆っていたりする。


時にはその手の暖かさを感じる時もある。


大きな男の人の手のような手。



この手を見る現象はしょっ中で、
週に1-2度は見ていた。

2012年にタイに行って
最初に住んだコンドミニアムに居た2年間も
定期的に現れた。


その後、2018年にお惣菜店を開店すべく
引っ越した市場内の店舗付き住宅。


つまり、2019年3月に娘が錯乱した
あの家に移って以降は、その手を全く見なくなった。

#心霊体験 #幽霊 #親不知海岸 #車中泊旅行


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