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亡き母とあの世のうどん屋🍜その2

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(前回の話はこちら↓)
亡き母とあの世のうどん屋その1

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そして母は自分が死んだ瞬間の話に続けて、

自分が死んだ同じ年、同じ月の4月末に起きた
福知山線脱線事故の事を話し出した。



「上から見てたらなー、
まるでシルクロードの行列みたいに
人がいっぱい歩いて来ててな、
なんやろなと思って下見たら
えらい事なってたんや」


口髭



福知山線脱線事故の時のように、
一瞬にして大勢の方が亡くなる時は
人が行列してあの世に向かって来るんだなと言う話が
非常に興味深かった。


それを言ってから

母がもう何処かへ行こうとするので、


「ちょっと待ってよ。
ほらあそこにうどん屋あるから
(夢の中にあったあの世のうどん屋(笑))


あそこでうどんでも食べて
ちょっと話ししようよ。


いっぱい話したい事あるねん
T男(弟)の事とか、

相談乗って欲しいし」

とワタシは引き留めた。


せっかくひさしぶりに会えたんやから、
もう少し話がしたい。

亡き元夫の時もそうだったが、
ワタシは小さい頃から
あの世とこの世の仕組みとか
そう言う話に興味深々でもっと聞きたいのだ。



しかし母は
「もうええ。やっと楽になれたのに。もう嫌や」
と拒否した。



その顔は穏やかで、
心身ともにスッキリで肌はツヤツヤ、
せっかく全ての重荷を捨てたのに
何で
今更また重荷を背負わんといかんのか?と。


「それにな、これからもっと勉強せなあかんねん。」


母の背後にその勉強をするセンターのような建物が見えた。
センターの中には人が沢山いる感じがした。


勉強しているのは、
この世やあの世とか
この世界の仕組み、
成り立ちの事のようだった。
つまりいわゆるスピリチュアルな知識。



母は生前、全くの物質主義的な人間で、

死後の世界など信じてはいず、
信心深い祖母からは

「怖いもの知らず」などと言われていた。



母がよくワタシに言っていた事は


「得に生きよよー。
人に可愛がられるようにな。

人からモノ貰たら喜んでな。
得に生きやなあかんで、損やで」


母の中では「損か得か」の軸が
「善悪」の軸になっていた。



ワタシが不思議な体験をした話をしても

「勘違いちゃうのん?寝ぼけてた?」と
疑って聞いてもいなかった。


そんな母でも60歳を越えて死と言うものが

近くなって来て怖くなったのか、

慌てて西国三十三ヶ所巡りなどやり出した。



そんな物質主義、損得第一主義の母が死後、


スピリチュアルな事を勉強すると言う。


そして

「勉強に専念せなあかんから、
もうしばらくは会いには来れない」
と言い、
そこで目が覚めた。



起きた後、何らかのお知らせのある夢を見た時と同じく、
体は
ホッカホッカだった。


夢の中の母の体温、母の匂い。

母の口元には剃り残しの口髭があった。


そのボーッとした心地よさにずっと浸っていたかったが、
時間の経過とともにそれは消えていった。


(終了)




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