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黒いオーラとビールの恨み🔥その1
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実を言うとワタシは声が大きい人が苦手だ。
もしくは、それはテンションが高い人と
言い換えた方が正しいかもしれないが。
タイに行く前のワタシの職業は
グラフィックデザイナーだったのだが、
娘を一人で育てるシングルマザーゆえ、
この職業には付き物の「残業」があまり出来ず、
そのため仕方なく「パート」としてしか勤務できなかった。
専門職なので一般の販売などのパートよりは時給はいいが、
余裕のない状態だったので娘が小学校に上がってから
高校に入って不登校になるまで週に2-3回、
本業が終えた夕方から深夜まで
立ち飲み屋のアルバイトをしていた。
接客業に携わっていれば、
毎日のように初対面の人と会う機会がある。
その時に相手がやたら声を張り上げて話す人だったり、
妙に態度がでかい人だったりすると
話を聞くよりまず警戒してしまう。
なぜかと言うと、その人の中に
その大声を張り上げたり、
テンションを高めにする事によって
裏に隠したいものがあるのかとか、
話している事以外の別の意図があるように
感じる事があるからなのだが。
そのバイト先の立ち飲み屋に一時期、
毎日のように来ていた10人ぐらいのグループがいて、
その中にやたら明るい笑顔の、
テンションの高い男性が居り、
ワタシはその男性からどう言うわけか嫌われていた。
聞けば男性はその会社を立ち上げた社長で
スタッフ全員を連れて毎夜のように飲みに来ていたのだ。
こう言う大勢で来られるお客さんは
沢山飲み食いしてくれるので店側にとっては
有難いお客さんかもしれないが、
しかし、子供でも、おっさんでも、
人間は群れると
周囲の人に対する配慮を欠きがちになる。
案の定、一人で来るお客さんは嫌がって来なくなった。
この男性は当時のワタシより15-20歳以上年上の
45-55歳くらいだったが、
ワタシを嫌うそのやり方は徹底していた。
まず、
1、話しかけない、目を合わせない
2、そのグループと店の他のスタッフが話で盛り上がっててもその輪の中に入れない
3、「○○ちゃんも飲もうよー」と隣にいる
他のスタッフにビールをおごっても、
絶対ワタシには言わない
と、まるでワタシが存在していないかのような状態で、
彼らのグループが来ると少人数で来ていたお客さんは
そそくさと帰ってしまい、
ワタシは空気と化した。
だがこれを一緒に働く他のスタッフは
気がついていないようで
「えー、何で?たまたまちゃうの?」
のような反応しか帰ってこなかった。
この男性はワタシが無条件に嫌いだったのだろう。
人間はたまに初対面で会った瞬間に
「この人とはダメだ」とか、
性格等が「合う」「合わない」とか
瞬間的にわかる時もあるが、
その逆で
「この人だ!ワタシが待っていたのはこの人だ!」
と何の根拠もないのにわかったり、
初対面なのにまるで長年の知り合いのように
打ち解けてしまう場合もある。
こう言った経験は誰にでもあると思う。
(その2に続く↓↓)
黒いオーラとビールの恨み🔥その2
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